◎内山高典

 先週は湿っぽい梅雨のような天候でしたが、今日は最高気温が30度近くまで上がり汗ばむほどの陽気。

 きれいに色づいた気の早いアジサイは日光浴より入梅を望んでいるかもしれませんが、関東ではしばらく最高の釣り日和が続きそうです。

 

 

 

 

 

 

 さて、わが家が家庭菜園で毎年育てる唯一の野菜が「大葉(青じそ)」です。といっても鉢植えですが、それでも5月に植えると9月ごろまで収穫できるので、刺身のあしらい、蕎麦やそうめんの薬味など、なにかと重宝しています。

 

 

 

 

 

大葉の苗はホームセンターなどで150円前後で購入できます。

 

 苗を植える鉢の形は様ざまありますが、鉢選びは形よりも容量が肝心。大葉は根詰まりしやすいので、苗一つに対して土が25〜30リットル以上入るサイズの鉢が適しています。

 

 

 

 

 

 

土は元肥料が入った野菜や花用の培養土が便利です。

 

 

 

 

 5月初旬に鉢植えして、2週間ほどで収穫できるくらいに育ちました。

 大葉は日当たりのいい場所での栽培を好みます。しかし、日に当てて育てると香りがよくなりますが、葉が厚く硬くなってしまうのが難点。

 食用にする場合は半日陰で育てると、柔らかく食べやすい葉に育ちます。
 大葉は乾燥が苦手なため、土の表面が乾かない程度の頻度で、早朝にたっぷり水を与えます。
 大葉の収穫は、下の葉から順に取っていきます。一度に取りすぎると弱ってしまうので、3分の2程度は残したほうがいいようです。

 皆さんも大葉を育ててみませんか?

 それではまた来週。