◎加藤 智晴

 こんにちは、エディターKです。

今週はいつもの話はちょっとお休み。

 皆さんご存じの鈴木新太郎さん、初めて取材でご一緒したのは何年前でしたかねぇ。確かフラッシャーサビキでサバを釣ってからのオニカサゴだかイカだったかな?

 そしてサバを狙い始めるとき、パラパラッと掛け枠から仕掛けを取り出しまして。当時、新太郎さんは釣具屋に勤めておりましたからお店の仕掛けですか? って聞いたんですよ。そしたらサラッと自作ですよ、と。しかもフラッシャーから自分で巻いてるって言うじゃないですか。

 あまりに見事な出来栄えにそのとき、この男は本物だ! ってエラく感心したことを覚えています。

 先だって新太郎さんの釣具部屋にお邪魔したとき、そういえば仕掛けを小さな掛け枠に巻くのって比較的最近ですよね? 昔はこういうのなかったもんね。でも今じゃほとんどの仕掛けを掛け枠に巻いてますよ、ってな話になって色んな仕掛けを見せてもらったんですが、まあホントていねいに、きれいに作ってありますね。

新太郎さんの自作仕掛け。アカムツ、イサキ、イシモチなどほとんどの仕掛けを掛け枠に巻いている
フラッシャーを自分で巻く人なんてあんまりいませんよね?
イカ用の掛け枠は巻き調整がしやすいよう横棒が多めになってるんですな
最後に仕掛けを止める輪ゴムも腐敗しないようポリウレタン製を使ってるところなんてニクイですな

 自作仕掛けを見ればその人の釣りにかける思いがある程度分かるものなんですが、これだけきれいで正確、ていねいなのは大塚の親分以来だと個人的には思ってます。

 そんな新太郎さんが外房大原のイサキ釣りの勘所を紹介してくれる「沖釣りカレッジ」動画版を明日18時よりつり情報チャンネルにて公開いたします。イサキ仕掛けの作り方も収録してあるので、誌面と合わせてぜひ参考にしてください。

明日18時よりつり情報チャンネルにて沖釣りカレッジ公開ですhttps://youtu.be/xN8zQY53BYI

 ではまた来週、バイナラ~。