◎近田憲男

 今週も月曜日がやってまいりました。週末の模様を中心に6月上旬の狙い目をピックアップします。

マルイカ三浦半島〜相模湾で乗り活発
内房エリアや夜釣りでも楽しめる

 

 各地で好調のマルイカ。
 目を引くのが三浦半島〜相模湾エリアで葉山沖の水深15メートル前後の浅場で乗り活発。三浦半島東部剣崎沖でもバリバリ乗っています。
 好スタートを切った内房エリアは出船軒数を増やし、目下は富浦沖の水深50〜60メートルを狙い、良型交じりでトップ80杯前後と急上昇。
 沼津沖の夜マルイカ開幕。ムギイカ4割交じりでトップ30杯前後。直結、直ブラ仕掛けのほか、イカメタル(一つスッテ)でも釣れています。

参照:内房勝山港萬栄丸

 

 

イサキ剣崎沖で盛況

 

 イサキは各地で盛況。
 6月1日解禁以降、三浦半島剣崎沖では丸まる太った良型交じりで絶好調です。
 外房、南房では連日のように規定数の50尾を達成し、東伊豆では初島周りや伊東沖で良型が釣れていますし、南伊豆ではトップ80尾をマークし、数釣りのチャンス。今後も見逃せません。

 

参照:三浦半島剣崎松輪港大松丸

 

 

 

ヒラメ銚子〜飯岡で好スタート

 

 6月1日解禁の銚子、九十九里飯岡のヒラメが好スタートを切り、最初の週末迎え引き続き好調を持続し、1キロ前後を主体に3〜5キロ級交じりで型も数も釣れています。

参照:九十九里飯岡港三次郎丸

 

 

 

マダコ湾奥でも出足良好

 東京湾のマダコは富津出船では3ロ級を頭にトップ5杯前後と好況をキープしている。
 東京湾奥出船では0.3〜3キロ級をトップ10杯前後。今後も注目していきましょう。

 

参照:東京湾奥金沢八景太田屋

 

 

 

 

 

コマセダイ&一つテンヤで
大ダイのチャンス続く

 

 内房では落ち着いてしまったコマセダイですが、南房では大ダイのチャンスが続いています。三浦半島剣崎沖や相模湾、駿河湾沼津沖、伊豆半島、新潟上越エリアもまだまだ狙い目です。
 一つテンヤマダイはは茨城県日立から外房大原まで順調に釣れているます。茨城県鹿島港の長岡丸では8.4キロが上がりました。

 

シロギス東京湾で好期到来

 

 シロギスの釣果が上向いてきました。東京湾では中ノ瀬や盤洲で、大中小型交じりで土産十分。アカクラゲ対策にウエットティッシュなどを忘れずに。
 相模湾でも良型主体に釣れています。今後も注目していきましょう。

 

 

アジ各地で釣果安定し土産はバッチリ

 

 内房、東京湾奥、三浦半島、相模湾でアジが釣れています。
 ライトアジでは木更津沖、横浜〜川崎沖、八景沖などで数釣りが楽しめます。
 ビシアジは内房金谷や三浦半島新安浦〜浦賀出船で良型交じりで釣れています。
 相模湾で江ノ島〜城ケ島沖や、二宮沖を狙い、中大アジ中心に連日好調です。

 

 

マゴチ東京湾で食い活発
テンヤマゴチ鹿島で狙い目

 

 マゴチは東京湾富津沖や富岡沖、八景沖など各港至近の釣り場で50センチ級を主体に60センチ交じりで上がっています。水深が浅いと引きも強烈です。
 茨城県鹿島でも大型交じりで上がっています。テンヤマゴチのジグヘッドは30〜60グラムを使います。

 

 

フグ飯岡沖で順調
鹿島沖で上昇気配

 

 九十九里飯岡出船では水深12メートルの浅場を狙い、25〜38センチを20尾前後。
 鹿島出船では鹿島沖の水深25〜30メートル前後を狙い、良型主体に釣果が上向いてきました。

 

 

 さて、いかがでしたか。
おすすめはなんといっても各地で乗り乗りのマルイカ。注目は6月1日解禁した剣崎沖のイサキ、銚子〜九十九里飯岡のヒラメ、東京湾奥マダコです。日中は曇っていても紫外線が強いので、日焼け対策を万全にして釣りを楽しんでくださいね。
それではまた!