◎内山高典

 カツオ、キハダ、ヒラマサ、カンパチ、夏の青魚が各地で賑わいでいます。

 

 青魚の刺身に合わせる薬味はワサビやショウガ、ネギ、ミョウガ、大葉など色いろありますが、私が一番好きな薬味は「ニンニク」です。

 

 とくに私の大好物「カツオ」とニンニクは相性抜群。しょう油とスライスニンニクがあれば、3キロ級の半身の刺身を一人でペロッとたいらげます。

 

 しかし、翌日に人と会う予定があるときは、ニンニクの臭いが気になりますよね。そんなときオススメしたいのが無臭ニンニク、通称「ジャンボニンニク」です。

 

 ジャンボニンニクはその名の通り、通常のニンニクの数倍の大きさに育ち、大きいものは野球のボールくらいになります。

 

 

 

 

 左がジャンボニンニク、右が普通のニンニクです。ジャンボニンニクの1片と普通のニンニク1個がほぼ同サイズです。

 

 

 

 

 

 

 ジャンボニンニクはニンニクと同じネギ科の植物ですが、ポワローやポロネギなどリーキと呼ばれる西洋ネギの仲間で、食欲をそそるニンニク独特の香りや風味を持ちつつ、たくさん食べても口臭はほとんど残らない優れもの。

 臭いを気にせず、ニンニクスライスをどっさり乗せて刺身を食べてたいときは「ジャンボニンニク」をどうぞ。