◎近田憲男

 この時期は日中になると気温がグングン上昇。紫外線が思いのほか強いので日焼け対策を忘れて日焼けしてしまった人も多いのでは? そんなゴールデンウイークのあとに迎えた最初の週末の模様をチェックしてみよう。
 各地で乗っ込みの大型が上がっているマダイ。新潟県上越地区では1〜4キロをトップ10枚と絶好調。内房富浦沖と三浦半島剣崎沖も好況を持続、3〜4キロ級を頭にトップ8枚前後で推移。駿河湾の沼津沖や南伊豆の石廊崎沖もトップ5枚前後とアタリ活発だ。
 一つテンヤは茨城から大原までで釣果が出ているが、茨城県日立久慈漁港の大貫丸では11日、7.4と6.4キロが上がった。生きエビ使用の鹿島では、第三幸栄丸で12日、4.5キロが顔を見せた。

参照:日立久慈漁港大貫丸


 イサキは伊豆から片貝までの各地で好調。大原も順調に釣れており、南房はトップが規定数50尾と好模様が続いている。
 規定数といえば茨城県波崎、銚子のアカムツ。こちらも連日規定数10尾に達する釣れっぷりで、しかも型がいい。銚子犬若の孝進丸では11日、犬吠埼沖で54.5センチ、2.52キロが上がった。
 続いては軟体系。マルイカは三浦半島の長井沖は、ムギが5〜7割でマルイカ20杯。外房ではトップ25杯前後で推移、三浦半島剣崎沖ではトップ20杯前後で安定している。
 ムギイカは小田原沖でトップ60杯と好調。沼津の夜ムギはトップ35〜40杯で上昇気配。見逃せないのが東京湾のマダコ、2〜3キロ級の交じりでトップ5杯と順調だ。

参照:外房勝浦川津港新勝丸

 最後はルアー。外房のヒラマサが狙い目。勝浦川津港の新勝丸では11日、キャスティングで11キロ、ジギングで9キロがキャッチ&リリースされた。飯岡港の幸丸ではカンパチがトップ2ケタで数釣りが楽しめる。