◎近田憲男
さて、今週も月曜日がやってまいりました。週末の模様を中心に７月上旬の狙い目をピックアップします。
生きイワシ船でキハダ急上昇
ルアー船ではカツオ＆キメジ好調
相模湾の生きイワシ船でキハダが上がっています。
三浦半島葉山芝崎港の五エムでは11日、２隻で22.4キロと22.9キロをゲット。葉山あぶずり港の長三朗丸では同日に23〜27キロ級のキハダが２隻で３本。また連日のようにカツオやキメジが釣れています。
ルアー船は、相模湾の平塚や小田原早川港出船や九十九里飯岡出船、茨城県鹿島出船でカツオやキメジがジグやポッパーなどでヒットしています。
マルイカ三浦半島〜相模湾で乗り活発
涼しい時間帯の沼津の夜釣りもおすすめ
マルイカは内房、三浦半島〜相模湾、駿河湾沼津で好調です。
内房勝山出船では富浦沖の水深50メートル前後を狙い、良型交じりで乗ってます。
三浦半島〜相模湾では剣崎沖〜城ケ島沖、長井沖、葉山沖〜亀城根、の各地で順調に釣れています。
涼しい時間帯に楽しめる駿河湾沼津沖夜マルイカもおすすめ。電動直結仕掛けなどほか、イカメタル（メタルスッテ）でも乗り活発です。
参照：内房勝山港萬栄丸
ヒラメは銚子・九十九里で好調
銚子〜九十九里のヒラメは中型〜大型交じりで数が釣れています。夏ビラメらしく活性が高く、やや高いタナでアタリが多いようです。この時期はイワシが弱りやすいので、素早くていねいなエサにエサを付けること釣果をのばすコツです。
参照：九十九里飯岡港幸丸
マダイは一つテンヤで数、型ともにチャンス
一つテンヤマダイの釣果が上向いてきました。
茨城県日立、九十九里飯岡、外房大原の一つテンヤマダイが好調です。日立エリアや外房大原では数釣りのチャンス。好日にはトップ10枚以上の釣れっぷり！ 型狙いなら九十九里飯岡エリア。１〜1.5キロ級を中心に３〜４キロ級の大ダイも上がっているので、今後も期待しちゃいましょう。
イサキ各地で高位安定の釣れっぷり
安定して釣れているのが各地のイサキ。
外房〜南房や三浦半島剣崎沖では魚影抜群で、脂の乗った旬のイサキがバリバリ釣れています。
タチウオ東京湾で好況キープ
タチウオはエサ、ルアーとも依然好調です。目下は第二海堡周りの浅ダナで数を釣り、大型の実績が高い走水沖へ移動し、１メートルオーバー、指幅５〜６本の大型が高確率でヒットしています。
アジ各地で好模様
ビギナーも土産十分
内房勝山から三浦半島浦賀まで湾内一円、そして相模湾では旬のアジが引き続き好調です。
東京湾奥ライトアジは半日船、ショート便など様ざまなプランがあり、貸し道具が充実している船宿も多いので、夏休みに入ったらファミリーやビギナー連れで出かけてみてはいかがでしょう。
シロギス東京湾、相模湾で盛況
九十九里飯岡では束釣りも
東京湾では中ノ瀬や盤洲でシロギスの食いが活発。
アカクラゲも減り釣りやすくなりましたし、小気味いい引きを楽しんでみてはいかがでしょう。
相模湾茅ケ崎でも良型主体に釣れています。
注目は九十九里飯岡沖のシロギスで平均30尾、トップ100尾以上と数が釣れています。
マダコ東京湾一円で乗り順調
マダコはシロギスとのリレーやスポット船などで引き続き盛況です。
東京湾のマダコは、富津から木更津、羽田、川崎、横浜、富岡、小柴とグルッと一円がポイントになっていて、ますます盛り上がっています。
ハゼ東京湾奥江戸川放水路で上昇気配
東京湾奥江戸川放水のボートハゼは、水深１〜３メートルのポイントを狙うためノベ竿でのんびり楽しむのがおすすめです。また水深１メートルであればルアー釣りのハゼクラでも楽しめま
ヒネハゼを中心によく釣れていて、デキハゼも成長してハリ掛かりするようになりました。
さて、いかがでしたか。
注目はなんといってもキハダ・カツオ。いよいよシーズン到来です。
熱中症に気を付けて、こまめな水分補給をしながら楽しんでください。
それではまた来週お会いしましょう。
