◎近田憲男

 週末が荒天でガッカリ……なんて人もいるかもしれませんが、南風で海がかき混ぜられて活気づいたかもしれません。今日の気温のように、テンションをガンガン上げていきましょう!

 さて、週末の模様、といっても天候が悪く土曜日がメインとなりますが、ここから6月第4週の狙い目を紹介。
 まずは人気のマルイカ!

◎内房でマルイカ上昇
 勝山港の萬栄丸では15日、館山沖の水深65メートルで15〜34センチを3〜17杯。浅場で最盛期らしい釣れっぷりというわけではないものの、内房のマルイカを待ち望んでいる人は多いのでは。

参照:内房勝山港萬栄丸

◎三浦半島〜相模湾もマルイカ順調
 マルイカは三浦半島では小網代沖、長井〜諸磯沖、葉山沖の各地でトップ30杯前後。相模湾ではムギイカ4割交じりでこちらもトップ30杯前後。広範囲で安定して釣れており、今後も有望。

◎駿河湾は夜マルイカ、新潟は夜ムギイカ好調
 沼津では夜マルイカも始まり、沼津久料港の魚磯丸では15日夜、18〜30センチをトップ44杯。また、新潟エリアでは夜ムギイカが好調でトップ30杯前後。夕涼みがてら楽しんでみてはいかが。

◎東京湾奥はマダコが狙い目
 湾奥出船で好調なのがマダコ。トップ10〜20杯でフィーバー状態。乗合船は2隻出しの大盛況。

◎三浦半島ではイサキが絶好調
 剣崎沖のイサキは魚影濃厚。松輪港の成銀丸では15日、16〜38センチをトップ123尾、大松丸でも同日にトップ116尾をマーク。型も数も抜群の釣れっぷりで視界良好!

◎南房のイサキは連日規定数達成!
 洲ノ崎沖のイサキも連日規定数の50尾と好況をマーク。勢いは衰え知らずといったところ。

◎ルアーキハダ相模湾内で炸裂!
 今か今かと湾内突入が待たれていた相模湾のキハダ。平塚港の庄三郎丸は。本日は葉山あぶずり港の愛正丸、真鶴岩港の緑龍丸ほか、湘南などの船が20キロ級のキハダをキャッチ。小田原早川港の平安丸は17日から出船開始、平塚港の庄三郎丸と庄治郎丸は19日から乗合船を開始、いよいよキハダの季節がやってきた。

 不調に終わった昨年と比べても好調な出足、第二陣、第三陣が続くことを願おう!

参照:葉山あぶずり港愛正丸

 最後に、現在発売中のつり情報ではタチウオを特集していますが、渡辺釣船店では16日、同宿レコードとなる145センチがメタルジグで上がりました。梅雨の時期はジグは良型が多いとは聞いていましたが、ドラゴンサイズに驚きです!