◎近田憲男

 今週も月曜日がやってまいりました。昼休みに窓の外を見ると晴れていたので、傘も持たずに外出するとなぜだか天気雨。狐につままれたような気分になった近田です。もちろん濡れました。
 おっと、気がつけばこんな時間、モタモタしていると編集長にドヤされるので、とっとと今週の狙い目に行ってみまSHOW!

◎キハダの季節がやってきたゾ!
 ルアー船や生きイワシエサ船でキハダが順調。小田原早川港の平安丸では22日、ルアー船で23キロをゲット。葉山あぶずり港の長三郎丸では23日、生きイワシ船で20〜25キロのキハダを船中4本。愛正丸のルアー船では17.5〜21.5キロを船中4本といよいよ盛り上がってきた。

 

参照:葉山あぶずり港愛正丸

◎茨城県は茶色の魚が狙い目か!
 日立でムラソイが好調キープ。久慈漁港の大貫丸では23日、20〜38センチを頭15尾。安定感抜群なうえ、メバルやカサゴ、アイナメなど多彩なゲストでクーラーも賑やかに! 鹿島に目を向けるとマゴチの模様が持ち上がっている。

◎銚子・九十九里エリアはヒラメが鉄板
 茶色の魚で忘れてならないのがヒラメ。6月の解禁からそろそろ1カ月を迎えようとしている現在は上昇気配にあり、3キロ級交じりで頭5枚前後。解禁当初に比べ釣果も安定してきた模様。数が釣れるようになると夏ビラメに突入!

◎外房&南房はイサキが強い
 梅雨に好調なのが外房〜南房にかけてのイサキ。外房大原の長福丸では頭50尾、南房西川名の竜一丸でも同様に50尾と連日規定数達成で好況キープ。

◎東京湾のタチウオがバリ食い!
 東京湾のタチウオがエサ、ルアー船ともに絶好調。内房富津のひらの丸では23日、55〜102センチを頭25本、ルアー船では東京湾奥長浦のこなや丸で同日、107センチ頭にトップ25本。目下のところ第二海堡周りに船団が密集しており、タチウオの魚影濃厚で今後も有望だろう。

 

参照:東京湾奥長浦こなや丸

◎三浦半島ではイサキ&マルイカ
 剣崎松輪港の一義丸では23日、剣崎沖の水深20メートル前後でイサキを頭54尾。脂の乗ったイサキを釣るなら今。剣崎間口港の喜平治丸では23日、マルイカを頭33杯。小網代沖、長井〜諸磯沖、葉山沖の各地で好釣果をマーク。今がチャンス!

◎東伊豆のジャンボイサキは要注目
 伊東の村正丸では連日40センチオーバーの大型イサキが上がっている。メジナのような丸っこいプロポーションが魅力的。数なら南伊豆がダントツ、下田須崎の爪木丸では22日、24〜33センチのイサキを頭91尾とまさに高位安定。

参照:東伊豆伊東村正丸

◎涼しい時間帯に楽しめる夜釣りはイカが?
 最後は夜釣り。沼津沖ではマルイカが狙い目、新潟県名立漁港の海遊丸では30日からイカメタル専門船でケンサキイカへ出船予定。新潟間瀬港光海丸ではスルメイカも釣れている。

 さて、いかがでしたか? なんだかんだ言って、私が気になったのは東京湾のタチウオです。エサでもルアーでも釣れまくりの今行かなくて、いつ行くのって感じです。
 あ、その前に現在発売中の『隔週刊つり情報7月1日』の巻頭特集をじっくり読んでから釣行しましょうね!

 ではみなさん、素晴らしい一週間を!