◎沖藤武彦
土曜日以外はちょっと雲行きの怪しい関東地方、皆さまイカがお過ごしでしょうか。快晴&フェーン現象の新潟にて汗ダラダラで荷物をまとめ、長野まで山道をドライブしつつ日誌を打っている沖藤です。
昨晩はイカメタル専門船にてアカイカ(ケンサキイカ)を釣っていたのですが、いやはや、同じイカでも海と釣り方と型が変われば勝手が違うモノです。
こちとら関東のちんまいマルイカでしのぎ削ってますからね、ケンサキは結構、イージーに釣れると思っていたんですよ。実際、過去に何回も釣ってるし。
で、今回はイカメタルのリグにマルイカ用ゼロテンロッドでバシバシ釣っちまおうと思ったんですけどね、いやぁー、違った(笑)。
イカメタルもマルイカ並みに深いっつうか、むしろ、関東のマルイカのほうがパターンフィッシングに近いから、ハマると数がのびるのかもなぁ……。
誤解を恐れずに言えば、関東のマルイカはチョー速いバッティングセンター、イカメタルのケンサキは生のピッチャー。
つまり、アドリブ効かせないとダメなのは後者。毎回、ちょっとずつ違うんすよ。
おっといけねえ、今回はイカメタルがテーマじゃなかったんだ。本題、本題!
▲餌木は1本で十分でっせ。
◎ 東京湾奥のマダコは
30年振りのレベル?
目指せ根掛かりゼロ!
もうね、映画、マーズ・アタック状態ですよ。今年の東京湾奥は。根周り以外でもバンバン釣れるから、餌木タコ専門船が増えると同時に、キス&マダコリレー、マゴチ&マダコリレーが出船開始、このままじゃアジ、カサゴ、もう、何でもマダコとリレー化しそうな勢いですわ。
ただ、ホントいつも書いてるけど、根周りを狙うときは、餌木は根掛かりやすいので気を付けてくださいね。
餌木タコの本場・関西、明石では餌木を2個付けしてアピール&バラシ防止していますが、それは根周りを狙わないから。
東京湾の根周りでは自爆の可能性が高く、合理的ではありません。
根がきつい所では餌木は1本でいきましょう。
そもそも、今年の東京湾奥なら餌木は1本で十分に釣れるし、タモ入れした時に絡んで厄介だし。
目指せ、根掛かりゼロ、ぐらいの気持ちで行きましょう。
▲インスタ映えを狙ってみたもののイマイチ決まらなかったカット。どう?
◎海底がマダコなら
宙層はタチウオです
同じく釣れまくっているのがタチウオ。6月からカレコレ1月以上、同じこと書いてますが、夏タチ本番はこれからだってんだから恐ろしい。
これまでメインだった観音崎沖に加え、第二海堡周辺の浅いタナでも数が出ており、目下、シケなきゃ釣れる状態。
エサ釣り、ジギングとも120センチ、指幅7本を超えるドラゴンが連日出ていて、まさに数、型ともヨシ。まあ、釣れてる時ってのはそういうモノなんでしょうけど。
そんな中、最新号の「吉岡進の#テンション高まる」で訪れた長浦のこなや丸でのジギングは、船長と釣り人の読みで、狙ってドラゴンを釣っていました。
釣り方とルアーセレクトは本誌連載と引き続きアップされる動画にて、ポイントはぜひ、こなや丸に釣行して、体験してくださいね!
▲キハダや泳がせ釣りに活躍するゴクスペ・グランドエボをプレゼント!
◎キハダロッド
読者プレゼント!
さてさてさて!まもなく店頭に並ぶ『隔週刊つり情報』8月1日号では、キハダ&カツオを大特集、そのカラーページにて、コマセ釣り用のキハダロッドを読者プレゼントしております。
ご提供いただいたのは、ゴクスペシリーズで有名なピュアテックさん。
同社は泳がせの大物からタイラバや小物竿まで、ハイクオリティーな製品を買い求めやすい価格でリリースしてくれることで近年人気がウナギのぼりのメーカーです。
おれもタイラバロッドと泳がせロッドを使っていますが、快調ですよ!
さて。そろそろ雨の関東に戻ろうかな。
明日も餌木タコだし。
では皆さん、よい週末を!
▲棚田眺めながら日誌を打っていました。来週は梅雨明けの話題が書けるかな?