◎近田憲男
今週も月曜日がやってまいりました。日中の最高気温は30度を超え、毎日うだるような厳しい暑さが続いています。水分をしっかり摂取して熱中症に注意して釣りを楽しみましょう。
さて、週末の模様から8月2週の狙い目をピックアップします。茨城県鹿島沖では夜イカが始まりました。日中の日差しを避け、涼を求めて夜釣りはいかがでしょう。
というわけでまずは夜釣りから。
◎鹿島でムラサキイカ、駿河湾マルイカ&タチウオ、新潟県はアカイカ!
茨城県鹿島沖で夜イカが好スタート切りました。不動丸では4日、ムラサキイカとスジイカ交じりで頭74杯。仕掛けはブランコ、直結の両方ですが、数を狙うなら電動直結がいいみたいですが、イカメタルも面白いですよ。
ほかにも沼津沖ではマルイカとタチウオが順調。新潟県は間瀬港の光海丸、柏崎港の海龍丸、直江津港の謙信丸や名立漁港の海遊丸と広範囲でアカイカ(ケンサキイカ)が釣れています。
参照:茨城県鹿島港不動丸
◎内房ではカマスリレー開始、解禁直後の剣崎沖のカワハギ順調
開幕といえば金谷の夏の風物詩、光進丸のカマスリレーが始まりました。4日は21〜38センチを頭32本。朝イチにカマスを狙いその後黄金アジへ転進する素敵なプランです。反応は広範囲にあるようなので今度も有望でしょう。
剣崎沖のカワハギは水深10〜20メートルを狙い、解禁から連日良型主体に順調に釣れています。
参照:内房金谷港光進丸
◎銚子、飯岡、片貝はヒラメ、飯岡沖でシロギスが絶好調!
銚子〜飯岡のヒラメに加えて、部分解禁した片貝も含め、数が狙えるだけでなく、今なら中〜大型交じる好模様です。
また上昇気配なのが飯岡沖のシロギスです。お子さんやビギナーでも文句なしの釣れっぷりで、今がチャンスです。
◎外房〜内房でスルメイカが上昇気配。イサキは連日規定数達成!
外房大原〜勝浦川津、南房太海〜乙浜、内房勝山と広範囲で良型のスルメイカが好模様です。活発な乗りで引き続き期待できそうです。
外房〜南房の全域で好況をマークしているのがイサキ。連日規定数の50尾と安定していますので、まだまだ楽しめそうです。
◎東京湾はタチウオが好調、マダコ、シロギス、アジ、ボートハゼが狙い目
東京湾のタチウオはエサ釣り、ルアーともに好調。ここしばらく大型の実績が高い観音崎〜走水沖の水深60メートル前後が中心でしたが、再び第二海堡周りで数を狙い、その後、観音崎や走水沖へ移動して型を狙うパターンです。ほかにも湾内のマダコ、盤洲のシロギス、横浜沖のライトアジ、江戸川放水路のボートハゼなど夏休みにおすすめのターゲットが目白押しです。ファミリーで出かけてみてはいかがでしょう。
◎コマセ、エビング、ルアー、生きイワシでキハダが盛況!
コマセが解禁しいよいよ本格的な盛り上がりを見せる相模湾のキハダ。さっそく情報が飛び込んできましたので、4日の模様をダイジェストをお届けします。
宮川の二宮丸では生きイワシで30キロを頭に5本、長井漆山港の昇丸では生きイワシとルアー船の2隻で出船し、33キロを頭に3隻で3本。葉山あぶずりの秀吉丸では生きイワシで出船し、26〜30キロを2隻で3本。茅ケ崎港の沖右衛門丸では35.5キロを頭に5隻で5本。平塚港の庄治郎丸では30.3キロをゲットしました。
解禁直後はルアーやエビングで反応しましたが、エサも食い始めましたので今後は楽しみです。
さて、今週は開幕・解禁の模様からご紹介しましたが、気になったのは涼しい時間帯に楽しめる夜釣り。
本誌隔週刊つり情報8月1日号の「納涼フィッシング」で紹介した東京湾奥船橋の内木では夕マヅメカサゴ船の帰りに花火見物をしていました。日本の夏はこれですよ! いや〜うらやましいです。
それではまた来週お会いしましよう!
参照:東京湾奥船橋港内木