◎内山高典

 相模湾のコマセ釣りのカツオ・キメジ・キハダが盛り上がってきました!
 8月の解禁当初は群れが少ないと言われていたカツオ・キメジが中旬ごろから釣れ始め、ムラはありますがいい日は10本以上の釣果が上がってます。
 カツオがバリバリ釣れて、絶好調のキハダがドカンと食ってくる日が増えている今がチャンスです!
 カツオは2〜7キロ級と大小交じり。仕掛けは5キロ以上の特大カツオやキメジ、キハダも視野に入れるならハリス16号2.5〜3メートルがおすすめです。
 一方、パヤオ周りに着いた2〜3キロ級の群れは連日カツオ・キハダ船に攻められ、スレた個体が増えているためか、ハリス16号の太掛けだと食い渋ることがあります。
 パヤオ周りを狙うときは、ハリス10〜12号2メートルと細く短い仕掛けが効く場合があるので、ぜひ持参してください!


参照:相模湾小田原早川港・坂口丸


 

 釣れたキハダやカツオをおいしく持ち帰るコツの一つが「即絞め」です。バタバタと船上で魚を暴れさせると身が痛むので注意してください。
 キハダを絞める方法は、頭部の眼と眼の間の急所にフィッシュピックやアイスピックなどを深く刺し、中骨に貫通させると絶命します。カツオの絞め方も同様です。
 魚を絞めたら、エラを切って血抜きをして、カツオやキメジは水氷を張った自分のクーラーボックスに入れます。
 キハダの船上での保管方法や持ち帰り方は、8月20日の日誌に記載したのでご覧ください。
 最近は朝晩が涼しくなりましたが、相模湾のカツオ・キメジ・キハダは激アツモード全開です!

 



相模湾茅ケ崎港・沖右衛門丸の親切な常連さんが、ほかの人が釣り上げたキハダをアイスピックで即絞め!

 

フィッシュピックは釣具店で、アイスピックはホームセンターなどの調理具コーナーで購入できます。

大物対応のグリップがT型の絞め具も人気があります。