◎近田憲男

 今週も月曜日がやってまいりました。ここ数日、朝夕は少し涼しく感じられて過ごしやすくなりました。肌寒い日もあるので風邪には十分気を付けて釣行してください。
 さて、週末の模様から8月4〜5週の狙い目をピックアップします。まずは注目度の高いキメジ・カツオ船が好調の相模湾から。

出た!60キロのキハダ!

相模湾のキハダ・カツオ船


 相模湾のキハダ・カツオ船の情報が飛び込んできましたので、25日の模様をダイジェストでお届けします。


 葉山芝崎港の福栄丸では、船宿レコードとなる60キロのキハダ上がりました。     

     剣崎間口港の喜平治丸では35.4キロ。剣崎松輪港の一義丸では31.65キロを頭に0〜2本、成銀丸では31.6キロ、浜鈴丸では28.7キロ。長井のはら丸では32キロ。

    葉山芝崎港の五エム丸では30と27キロ。葉山あぶずり港の秀吉丸では32キロを頭に3本、長三朗丸では25キロを2本、愛正丸では26.5と26キロをキャッチ。

 小坪港の洋征丸では27.3〜33.4キロを4本。腰越港の蒼信丸では27キロ、湘南片瀬港の萬司郎丸では24〜30キロを2隻で4本。

    茅ケ崎港の沖右衛門丸では28.2〜30キロを6隻で0〜1本。湘南海成丸では28キロ、ちがさき丸では25.6キロ。平塚港の庄三郎丸では25.5〜30.2キロを5本、庄治郎丸では28.2キロ、浅八丸では31.5キロ。小田原早川港の平安丸では29と28キロ。さらに内房、勝山港の萬栄丸では27と28キロ。

    ルアーでは三浦半島宮川港の二宮丸が29.98キロをゲット。

 

      そのほか、キハダだけでなく、5キロ前後のキメジや3〜5キロ級のカツオのカツオも順調です。

 

 

参照:三浦半島葉山芝崎港福栄丸

 

駿河湾にもキハダ回遊

九十九里飯岡ではキメジ&カツオ


 キハダは相模湾だけでなく駿河湾でも釣れています。沼津江浦港の伊勝丸では25日、キャスティング青物仕立て便で出船し、ルアーで26キロをキャッチ。これまで2週続けて週末に釣れていますし、今週末も期待大です。


 このほか気になるのが九十九里飯岡沖。先週はキハダが回遊していましたが、今週は2.5〜4キロのカツオと2〜5キロのキメジがメインです。まだまだこちらも目が離せません。

東京湾はタチウオが浅場で爆釣

アジ&キス好調マダコは終盤か


 東京湾のタチウオはエサ、ルアーともに好調をキープ。釣り場は観音〜走水ほか、富津沖の15〜20メートルの浅場で数が上がっています。


 木更津〜盤洲沖のシロギスや川崎〜横浜沖のライトアジ、そして江戸川放水路のボートハゼはいずれも数釣りが楽しめますし、簡単に釣れるのでファミリーやビギナー連れのグループなどにおすすめ。

   そして、大人気のマダコはそろそろ終盤を迎えそうな感じです。

外房のタチウオ、南房のシマアジが順調、内房のカワハギに期待!


 外房勝浦松部港の信照丸では指幅3本サイズを主体に4〜5本交じりでタチウオがバリ食い。テンビン仕掛けだけでなく、テンヤでも楽しめます。

    南房の白間津の海正丸では1キロ前後のシマアジが上昇気配。内房金谷港の光進丸では24日、カワハギ船をスタートして、良型主体の展開です。

鹿島沖でムラサキイカ絶好調。

東伊豆のクロムツ、駿河湾のタチウオも注目

 

    最後は夜釣り。まずは目下絶好調なのが鹿島沖のムラサキイカです。

    仕掛けは2.5号の布巻スッテを使った胴つき仕掛けのほか、イカメタルでも楽しめます。

    東伊豆では夜釣りのクロムツ(ムツ)が好調。駿河湾のタチウオはエサ釣り、サーベルテンヤで楽しめ、これからトップシーズンを迎えます。

 

参照:東伊豆網代港つちそう丸 

 

 さて、いかがでしたか? 

    やはり今週も主役はキハダ・カツオとタチウオ。まだカツオを食べていない、とか、キハダにチャレンジしたい!という方は今こそチャンス。皆さまが幸運に恵まれることを祈っております!