◎内山高典

 相模湾のキハダの勢いが止まりません。10月は30キロ級が主体になりつつも、40キロ、50キロオーバーも上がっています。群れは広範囲に見られるので、10月後半も大型を狙って気合いを入れていきましょう!

 さて、シーズン終盤になると増えるのがサメの襲撃。とくに船を流し込んで狙うときはサメが船下に着いてしまうケースが増えるのでリスキーです。

 これからの時期は、ファーストランは走るだけ走らせて、魚が止まったら一気に巻き上げて勝負しましょう。そんなとき頼りになるのが「マグロリング」です。

 マグロリングは漁具の一つで、道糸にリングを通して投入すると、キハダの頭にリングがはまり、エラぶたが押さえられて魚が弱る仕組みです。
 詳しくは最新号『隔週刊つり情報』10月15日号の巻頭特集で紹介しているのでご覧ください。

 ここではスペースの都合で誌面で紹介できなかった商品も含めて、市販品のマグロリングをピックアップ。いざというときのサメ対策に、バッグに一つは忍ばせておきましょう!


エイト
「マグロノックアウトリング」

 エイトのマグロノックアウトリングは内径約23センチの1サイズです。自重が350号相当と重く落下スピードが速いのが特徴です。リングの落下防止用ロープ付きで価格は6500円ほどです。


参照:GETオンラインショップ


 

大洋ベンダーズ
「スーパー鮪キャッチャー」

 大洋ベンダーズのスーパー鮪キャッチャーは、15、18、22センチの3サイズ。落下スピードを速くするためにリングにナマリを装備してます。価格は3000〜3200円です。




 

 

 

サニー商事
「マグロッ! リング」

 サニー商事のマグロッ! リングは18、22、25センチの3サイズ。価格は3630〜4290円(税込み)です。

 写真①のように、プラスチックの接続部を開いてリングを道糸に通します。大型のキハダが暴れると接続部が外れてリングを紛失するケースがありますが、写真②のように結束バンドで締めて投入すると安心です。

 

写真①

 

写真②