◎加藤 智晴

 こんにちは、エディターKです。

 台風19号の影響で11月15日号(11月1日発売)の取材が先週の日曜日にようやっと終わったところです。って、発売日の10日前ですよ。実質、下版まで5日しかないんですよ。この日誌が公になるころにはほぼすべての作業が終わってなきゃならないんですよ。何かの緊急速報でもなければ普通はこんな危ない橋は渡らないんだけど、まあよろし。

 で、なんの取材に行ってきたかというと、茨城県大洗沖のマダコです。

もちろん餌木タコです。

 で、途中経過はゴニョゴニョ(←中略の意味)として、5杯のマダコを持ち帰ってきたんですよ。でも、いっぺんにこんなに食べられないから冷凍しとくべってことで冷凍室を開けたらあらビックリ、なんと夏に東京湾で釣ったマダコがまだ何杯か氷付けになってたんですな。ちょうど400グラムくらいのちんまいのがあったから、せっかくなら食べ比べてみんべ、ってことになりまして……。

 念には念を入れて、細山先生の花板動画マダコ編をじっくり鑑賞しながら茹でたわけです。その結果がコレ。

右はきれいに足が丸まってますが、左は足先が伸びてだらしない感じ

 右が当日釣った常磐産、左が冷凍ものの東京湾産。なんか茹で上がりの見た目が違いますね。それもそのはず、どっちがどっちか分からなくならないよう、常磐産にはお股に切れ目を入れ、東京湾産には切れ目を入れなかったんですね。

切れ込みを入れた右側はロウトが垂れてフンドシみたいになってますが…

 さすがプロの技です。なんのこっちゃ? と思われた方はこちらの動画をご覧ください→https://youtu.be/Qpb5YE5VXDw

 で、肝心のお味のほうはどうだったかって? 

刺身に切ってみるとこんな感じ。見た目はほぼ変わらない

 常磐でも東京湾でもマダコはまだまだ釣れてます。11月15日号の巻頭特集をよ~くご覧になって、ご自身で釣って、食べ比べてみてください←ド宣伝。

 ではまた来週、バイナラ~。