◎沖藤武彦

 ようやく秋らしい天気にほっと見上げる青い空、お、そろそろ紅葉かい、なんて思っていたら、なんだかどこの山も赤っ茶げてイマイチな感じ……ども。県民が災禍に見舞われるなか知事が公用車で自宅見に行っただのナンだのとくだらないネタで騒がれている千葉県民の沖藤です。

 そういえば先日、富所潤さんの連載「FISHIN'GRAPH」の取材で能登に行ってきました。かれこれ10年近く前に訪れて以来、釣りでも、観光でも行っているお気に入りの場所なのですが、いやあ〜よかった!

 ティップラン(あるいはティップエギング)のアオリイカのパラダイス健在、撮影の合間に2投して2杯っすよ。

 

▲富所潤さんのFacebookより。先生、写真とポージング、オレよりうまいじゃん(汗)

 この写真見ると、なんだか釣りばっかして遊んでいるように見えますけど、ちゃんと仕事していたかどーかは、11月15日発売の連載『FISHIN'GRAPH』をごらんください(グダグダだったりしてね)。

 

ブリ族まだまだ加速中!

 さて、先週もピックアップしましたが、今、関東周辺はブリ族が絶好調。北は日立から、南は下田・手石まで、ワラサ・ブリ、ところによりヒラマサときどきカンパチといった模様。ザッと列記してみると……

 

・茨城〜外房のルアー
・勝浦地区のカモシ釣り
・南房〜内房のコマセ釣り、アジ泳がせ
・湾奥ではアジ船でブリ級出没
・三浦半島のコマセ釣り
・三浦半島のイカ泳がせ
・相模湾のコマセ釣り(ウイリー含む)
・相模湾のアジ(またはサバ)泳がせ
・東伊豆〜南伊豆のコマセ釣り
・銭洲の泳がせ釣り
・日本海新潟(ルアー、コマセ)

 

で、この中にマダイも交じっちゃってるものだから、もう言うことありません。

 ちょっとネタバレ含みますが、先日も城ケ島沖でヤリイカ釣りをしていると、もう、イカを掛けるたびにナニモノかに取られちゃうワケです。

▲ようやく上がってきたヤリイカは惨殺体……

 で、イカがナニモノかに食われたら、開き直ってじっくり食わせやると……ズギューン!

▲こんなんがウヨウヨしてます。青物好きは泳がせるしかありませんよ、コレは! モザイクは気になさらずに

 

 ワラサさんだったんですね。

 近くでは、やまはち丸のイカ泳がせ乗合が流していて、ワラサ、ブリ、大ダイを上げていて、港で聞いたら、イカが足りないぐらいアタリっぱなしだったそうです。いやあ〜すごいわ!

 と、いうわけで、興味のある方はぜひ「ヤリイカ&泳がせ(同時にタイラバやっても釣れるハズ!)を企画してみては?

 乗合は小網代のやまはち丸さん、仕立は剣崎、小網代、長井の各港で受け付けてくれます。
 結構、リーズナブルですから、まずは問い合わせみてくださいね!

 

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釣りばかレーサー高木真一さん
シリーズチャンピオン決定!

 

 さてさて! 去る11月2〜3日、栃木県ツインリンクもてぎで行われた「SUPER GT」最終戦にて、日本で一番沖釣りが好きなレーシングドライバー・高木真一さんが、2019年スーパーGT・GT300クラスのチャンピオンを獲得しました!

 17年ブリの戴冠で、これだけ長く一線で活躍しているわけですから、全国のアラフィフ、つまり「おっちゃん」の星です。

 実はここ数年、チャンピオン争いをしながら最終戦で逃していたので、チームも、奥さん(吉川ひとみさん)も、友人一同も、何より本人も、最後の最後まで安心できない、緊張の2日間でした。

 スポーツって不思議なもので、1位だった人が2位になって終わると、少なくともその日、落胆ばかりされて褒められることって少ないんです。逆に、4〜5位だった人が2位や3位になると、もうお祭り騒ぎ。

 高木さんは残酷な2位を何回も経験しているから、ホント、感慨ひとしおでした。

▲昨年や3年前を知ってるスタッフや友人は、みんなもらい泣きしましたよ。いやあ〜船ベリバラシしなくてよかった!

 

「これで心おきなく釣りに行けます!」

ってご本人は言ってましたが、十分に行ってましたから、シーズン中も!

 

 それでは皆さん、よい週末を!