◎近田憲男


 週末は雪が降ったり風が強かったりしてあいにくの天気でした。横浜みなとみらいで開催された釣りフェスティバルへ足を運んだ方もいたのでは?
 さて、今週も月曜日がやってまいりました。
 注目は先週に引き続きヤリイカ、そして茨城のタチウオの動向も気になります。
 というわけで週末の模様から1月4週の狙い目をピックアップします。まずは茨城県から。

 

 

◎常磐のタチウオは数・型ともに好調キープ
鹿島のヤリイカは乗り活発!

 

 茨城県ではタチウオが引き続き絶好調です。大洗沖の水深20メートル前後を狙い、75〜125センチを平均30本という釣れっぷり。釣り方はエサ釣りだけでなく、船宿によってはジギングでも楽しめます。いつまで続くのか分かりませんので、お早めの釣行を!


 鹿島沖ではヤリイカも注目。現在は鹿島沖の水深140メートル前後を狙っており、35〜45センチでパラソル級を主体に平均40杯前後と好調です。

 

参照:茨城県鹿島港幸栄丸

 

◎銚子・九十九里もヤリイカ開始
犬吠埼沖のアカムツは上昇気配!

 

 銚子・九十九里飯岡出船のヤリイカも好調です。銚子外川港の福田丸では20日、35〜55センチ、トップ36杯。良型主体に平均20杯と今後も期待十分です。


 年明けから開幕し、注目を集める犬吠埼沖のアカムツが上向いてきました。犬若港の孝進丸では20日水深200〜270メートルを狙い、25〜40センチを頭10尾。当日は潮の流れも穏やかで、2点掛けが何度かあったそうです。

 

参照:銚子犬若港孝進丸

 

◎外房〜南房では寒サバが好期到来
洲ノ崎沖〜布良沖のヤリイカ好調!

 

 外房御宿〜南房江見太夫崎出船ではサバ&イカのリレー船が好期を迎えています。

    勝浦出船では勝浦沖の水深140〜190メートトップ50尾前後。サイズは30〜48センチで大型は脂の乗りも抜群です。

  スルメイカは同沖の水深195〜210メートルの深場で胴長30〜40センチをトップ10杯前後。今後も期待十分です。

 南房ではヤリイカがいよいよ好期到来。釣洲ノ崎沖〜布良沖の水深160〜210メートル前後を狙い、25〜45センチをトップ30〜50杯。多点掛けも多く、良型主体に数釣りが楽しめます。

 

◎タチウオは川崎沖でまだまだ好調!
本牧沖のイシモチも良型主体に高位安定

 

 東京湾奥のタチウオは目下、川崎沖の水深20〜30メートルで釣れています。エサ、ルアーともに好調で、エサ釣りでは80〜105センチをトップ50本前後、ルアーは80〜115センチを25本前後。


 ファミリーやビギナー連れにおすすめなのが、川崎〜横浜沖のライトアジや木更津沖のシロギス。

     どちらもトップ100尾と抜群の釣れっぷりですが、その釣果に追い付きそうなのがイシモチ。金沢八景の黒川丸では20日、本牧沖で20〜34センチをトップ85尾を筆頭に、連日安定して釣れています。

 

 

◎三浦半島〜相模湾でヤリイカ好調

  

 三浦半島出船のヤリイカ船は、洲ノ崎沖の水深200〜250メートル前後を狙い、20〜50センチをトップ10〜20杯。長井出船のはら丸では20日、長井沖の200メートル前後で27〜53センチをトップ22杯。スルメイカが3割交じり。


 相模湾小田原早川港出船では真鶴沖〜小田原南沖の水深100〜200メートルで、25〜45センチをトップ15杯前後で推移しています。

 

 

◎東伊豆は夜釣りのイカブリが絶好調
南伊豆のマダイは大ダイ交じりで好調

 

 東伊豆では初島周りで夜イカブリが好調です。宇佐美港の秀正丸では20日、6キロ級を頭にトップ12本、船中100本オーバーと爆釣。


 南伊豆ではマダイが狙い目。南伊豆手石港の米丸では19日、下田沖の水深50〜60メートル前後を狙い、0.5〜5.1キロを頭9枚。冬とは思えない釣れ具合で、今後も目が離せません。

参照:東伊豆宇佐美港秀正丸