◎近田憲男

 今週も月曜日がやってまいりました。2月3日は節分です。神社でゲットした福豆をまいて、年の数だけ食べたらお腹いっぱいになった近田です。
 さて、各地で好調のヤリイカを始め、東京湾のメバル、三浦半島〜相模湾のマルイカなどに注目して週末の模様から2月1週の狙い目をピックアップします。

 

 

◎おすすめは鹿島のヤリイカ
日立〜大洗出船の一つテンヤマダイ好調

 

 鹿島のヤリイカは、海況の影響で浮き沈みはあるものおおむね順調に釣れています。目下は水深120メートル前後のポイントを探り、胴長30〜40センチ主体でトップ30杯前後。サメやサバの邪魔が入らなければ数はもっとのびるでしょう。
 大洗出船では一つテンヤマダイが好調で、昭栄丸では2日、0.5〜2キロのマダイをトップ16枚、平均12枚です。同じく大洗港の山正丸ではタチウオ狙いで出船し、1日は75〜123センを頭46本とまだまだ楽しめそうです。

 

 

◎犬吠埼沖のヤリイカが狙い目
同沖のアカムツは引き続き好調

 

 飯岡出船のヤリイカ乗合が順調に釣れています。釣り場は犬吠埼沖の水深150メートルル前後で、25〜50センチを頭30杯前後。今後も注目していきましょう。
 犬吠埼沖のアカムツが順調。飯岡港の三次郎丸では2日、20〜45センチを頭10尾。良型ぞろいで今後も期待十分です。

 

参照:九十九里飯岡港優光丸

 

 

 

 

◎外房は寒サバ&ヤリイカリレーが上昇気配
南房〜内房では大型交じりでヤリイカ乗り乗り

 外房では脂の乗った寒サバとヤリイカのリレーで出船。勝浦川津港の不動丸では3日、サバ30〜47センチをトップ65尾、ヤリイカ28〜50センチを頭8杯とイカの模様が上向いてきました。
 南房〜内房のヤリイカ船は白浜沖の190メートル前後で、25〜50センチをトップ20杯前後。大型も交じるのでプラヅノは11センチと14センチを使用します。

 

 

 

◎東京湾はエビメバルがスタート!
アジ、シロギス、イシモチは絶好調

 

  東京湾では2月からメバルが解禁しました。原木中山の洋平丸では2日、15〜24センチのメバルを頭23尾。アジ、イシモチ、カサゴなども交じり土産十分です。
 ライトアジ、シロギス、イシモチといった小物釣りは引き続き絶好調。いずれもトップ100尾以上をマークし、ファミリーやビギナー連れで楽しむのに最適です。

 

参照:東京湾奥原木中山洋平丸

 

 

 

 

 

◎三浦半島出船のマルイカに期待
沖ノ瀬のヤリイカは順調

 

 

 三浦半島でマルイカが持ち上がってきました。剣崎松輪の瀬戸丸では2日から出船開始し、トップは14杯。長井新宿港の小見山丸では3日、城ケ島沖の水深80〜90メートルで15〜25センチをトップ18杯。葉山あぶずり港の長三郎丸では1日、亀城根沖の水深80〜90メートルで11〜25センチを6杯。今後も要注目です。また長三郎丸はヤリイカでも出船。2日は沖ノ瀬の水深140〜180メートルで20〜50センチを頭27杯。こちらも見逃せません。

 

 

 

 

◎相模湾平塚港からもマルイカ出船
アマダイは大型交じりで好調

 

 平塚港の庄治郎丸では2日、水深80メートル前後で、マルイカ12〜30センチを頭19杯。オモリ50号以上、道糸PE2号以下を使用。
 同港の庄三郎丸では2日、ライトアマダイで出船。20〜51センチを頭9尾、46センチのシロアマダイも上がった。他にマハタ、アオハタ、オニカサゴ、イトヨリダイ、キダイ、ヒメコダイが交じりクーラーが賑やかになります。

 小田原早川港出船のヤリイカも注目です。平安丸では3日、真鶴沖の水深140〜200メートル前後で25〜45センチを頭31杯と安定して釣れています。

 

参照:相模湾平塚港庄三郎丸

 

 

 

 

◎東伊豆は夜ヤリイカが好調
南伊豆はマダイやメダイが狙い目

 

 東伊豆では夜ヤリイカが好調。網代港のつちそう丸では1日、50センチ級を最大にトップ45杯。入れ乗りや5点掛けなどもあり数がまとまったようです。
 南伊豆ではマダイが好調。須崎出船は須崎沖を狙い0.5〜2キロ級をトップ5枚前後。手石港の米丸はメダイ狙いで出船。神子元島〜石廊崎沖の水深140〜200メートルで2〜8キロ級をトップ3尾前後。良型ぞろいで楽しめます。

参照:東伊豆網代港つちそう丸