◎沖藤武彦

 

ども。連休がらみということもありますが全国で新規感染者数が2日続けて100人を下回った金曜日、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

テンションが上がった感じで各地ともワチャワチャしていますが、まだまだ気を抜いてはいけません。

あくまでも、息抜き、ガス抜きは節度を持って、迷ったり、少しでも体調が悪かったら、安全第一で過ごしましょう。

 

さてさて。

先日、延長が正式に発表された緊急事態宣言ですが、しばしば耳にする言葉に「新たな生活様式」というのがありますよね。

なんだか仰々しい決まり事が出てくるのかと思いきや、4日の記者会見で「新たな生活様式」の内容を聞いたときは、

「さんざんもったいつけて、これ、家庭でも、会社でも、船宿でも、みんなすでにやってるでしょ!」

と、テレビの前でツッコミ入れた人も多かったんじゃないでしょうか。ちなみに私は「8月」のところと補償の具体的な進展のなさとの合わせ技に、ずっこけました。

 

ま、それはさておき。

 

そんな「新しい生活様式」ですが、気になって厚生労働省のホームページを見てみると……

感染防止の3つの基本として

①身体的距離の確保、②マスクの着用、③手洗い

とあり、

人の間は、できるだけ2m(最低1m)空ける。

とか、

外出時、屋内にいるときや会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用。

とか、

手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)。

のほか、

感染が流行している地域からの移動を相互に控え、

「3密」を回避(密集、密接、密閉)し、

毎朝体温測定、健康チェック。

 

とたたみかけ、

買い物、娯楽、スポーツ等、公共交通機関の利用、食事、冠婚葬祭などの家族行事、働き方まで、

 

すっごく細かいことまで定義されているんですわ、これが。

 

※厚生労働省ホームページより

 

これを厳密に守ろうとすると、かなり口うるさいオッサンになっちまうんだろうなあと思いつつも、

 

いやまてよ、緊急事態宣言解除=衛生環境に気を配らなくていいってワケじゃないんだから、確かにガイドラインは必要だよな。

と思い始めました。

 

そう、新型コロナウイルスを一度封じ込めて永遠にサヨナラできればそれに越したことはありませんが、第二波、第三波と、段階を経て付き合っていくことになる、という説もあります。

 

真偽はだれにも分かりませんが、少なくとも効果的な治療薬が広まり、ワクチンができなくては、社会は本質的な脅威から抜け出せるわけではありません。

 

つまり、それまでは、各自が防衛するしかないはずです。

 

個人的には、6月までには緊急事態宣言が解除され、徐々に日常を取り戻していくと信じていますが、その後はやはり、今回の厄災で得た教訓を生かさねばならないと思うわけです。

 

そこで、釣りです。

本誌の場合は沖釣り、船の釣りになるのですが、今回のコロナ禍が一段落した後、

 

「新しい沖釣りの様式」が誕生するのか、否か?

または、

船宿が自主的に行ってきた防疫の努力を、

釣り人としてどう受け継ぐべきなのか? 

あるいは、

新型コロナウイルスのリスクが存在する社会で、

沖釣りに新しい様式(スタイル)として何が必要なのか?

などなど、

 

皆さんと一緒に考えられればと思います。ぜひ、ご意見をお聞かせください。

 

内容は基本的に自由ですが、誹謗中傷にあたるものはお断りいたします。

なお、お寄せいただいた意見は本誌に掲載させていただく場合もありますので、あらかじめご了承ください。

 

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さあ、セカンドステージへの準備を始めましょう。

それでは皆さん、よい週末を!