◎沖藤武彦

 

ども。元プロレスラー・小林邦昭さんのフェイスブックの投稿が大好きな沖藤です。

 

巷では緊急事態宣言解除へ向けて、明るいムードも漂いはじめてきました。そりゃそうですよね、まだ寒い3月からここまでずっと、明るいニュースなんてほとんどなかったんですから。

 

でも、ですよ。

 

仮に来週、一都三県の緊急事態宣言が解除されても、しばらくは新型コロナウイルスへの感染を予防すべく、用心深く生活し、遊ぶ必要があります。

もちろん沖釣りもしかりで、第二波をいかに予防しながら楽しむか、が大切になります。

そこで先だって紹介したとおり、本誌では、釣り人のための「新しい沖釣り様式」とは?を真剣に考えてみました。

 

▲6月1日発売なので今日、校正刷が出てきている段階です

 

まあ、タイトルは仰々しいのですが、要は、新しいエチケット。

個人的に医療関係の方からアドバイスをいただいたり、厚労省が公表している「新しい生活様式」や、全漁連が提示している漁業者向けのガイドラインなどをよ〜く読んで、釣り人として、どう振る舞うべきか考えてみました。

そのうえで、私と根岸発行人で、浦安吉野屋にて受付から船上まで色いろ実践して、必要範囲を無理なくできる、という事柄を項目ごとにまとめました。

 

 

▲マスク着用、でも、船上で炎天下なら、熱中症と日焼け止め対策をかねてフェイスガードでいいのでは? と、考え、各社のフェイスガードを着用してみました

 

▼このほか「なんだ、こんなことか」と思われる事柄ばかりですが、真剣に守るべく、まとめてみました

 

 

 

詳細は6月1日発売の『隔週刊つり情報』に掲載するのですが、今後、編集部員はこの「新しい沖釣り様式」にのっとって、取材活動を行います(本当)。

また、本誌主催の釣り教室「沖釣りカレッジ」も、参加者の皆さまには「新しい沖釣り様式」を守っていただくことを参加条件として、開催・運営していく予定です(5月16日に予定していた第1回は、秋に延期となりました)。

ちなみに、東京都が示したロードマップでは、イベントの開催規模は緩和の第一段階で「50人まで」。

必ずしも沖釣りの教室や大会に当てはめる必要はないのかもしれませんが、参考になる数字です。

解除だからといって勢いよく、盲目的に突っ走るのは愚かですが、必要以上に萎縮する必要もありません。

参加者、船宿ともに、感染予防策を共有していれば、私は(あくまで慎重に)イベントを開いて行くべきだと考えます。

ただし、参加者に感染予防をまかせるのではなく、主催者、責任者が感染予防策を示し、同意、遵守を参加条件とする必要があると考えます(新しい生活様式を引用してもいいと思います)。

そうでなくては、今回のコロナ禍で何を学んだのか、ここまで体験した苦労の意味がありません。

そういえば、ずいぶん前に某メーカーの社長さんから、まがまがしい災いも蔓延して日常化すると、もはや(受け入れて対応すべき)環境になる、という話を聞いて、なるほどと思ったのですが、まさに今、少なくともワクチンや治療薬が広く行き渡るまで「新型コロナウイルスは環境のひとつ」と考えるべきでしょう。

つまり、雨が降るのと同じように、台風がくるのと同じように、常に存在しているリスクです。

 

釣り人にとっての「新しい沖釣り様式」とは?

について皆さまから寄せられた

ご意見を誌面に掲載させていただきました。

 

 

 

5月8日の編集日誌金曜版にて、釣り人のための「新しい沖釣り様式」とは? について、皆さんより多くのご意見をいただきました。ありがとうございます。

いただいたご意見すべては掲載できませんが、先ほどの「新しい沖釣り様式」とともに、6月1日発売の『隔週刊つり情報』にて掲載させていただきます。

ホームページよりメールにてお寄せいただいたご意見と、SNS上で書き込んでいただいたご意見、ほぼ半々のスペースとなっております。

船宿さんへの要望やエールが多いとともに、喫煙マナーに関するご意見が多く見受けられました。今回のコロナ問題よりも根深いのかもしれませんね。

ただ、誹謗中傷のたぐいはほとんど見られなかったのが、私にとって幸いでした。みなさんの冷静さ、バランス感覚に救われた思いです。

そうそう。

 

バランス感覚といえば、冒頭の小林邦昭さんのフェイスブックですよ。

昨年の台風のときも、今回のコロナ騒動のときも、心持ちはかくあるべき、と言わんばかりの、冷静な投稿ばかりなんです(昭和のプロレスファンにとっては画像すべて刺さります)。

それにしても、赤いロングパンツのローリングソバット、カッコよかったなあ〜。初代タイガーマスクも、今は天国にいるダイナマイト・キッドも、キレッキレだったよ、あのころは。

おれもずっとサボっているマラソンの練習を再開して、キレッキレに戻さなきゃ。

それでは皆さん、よい週末を!