◉沖藤武彦

いやー、今日は沖に出ていたのですが、久しぶりにお天道さまを拝むことができました。

とーっても気持ちよかったのですが、晴れたら晴れたで今度は暑いっすね!もう、汗だくですわ。

でもってたまに雨雲も来たりしてカッパを着るから時折サウナ状態っすよ。

皆さん、コロナ対策も大切ですが、雨の日でも熱中症対策を忘れず、こまめな水分補給など気をつけてくださいね!

 

 

GO TO するなら釣りにいこ!

さてさて。沖でニュースを読んでいたら、7月22日から「GO TO キャンペーン」がスタートするとか。

まあ、皆さんご存じだと思いますが、ザックリ言うと旅行代理店や各種サイトから予約した旅行、飲食、イベントチケットなどを、税金を使って割引援助しましょう、ってやつです(よね)。

事業委託費が高いとかでスッタモンダありましたが、以前より想定されていた8月1日ではなく、今月末の連休、7月22日より前倒しでスタートするそうです。

で、最大で旅費、飲食合わせて一泊あたり1人2万円が補助されるGO TO キャンペーンですが、今のところの情報では7月22日の予約スタートから、早い段階で枠(予算分)が終わるのではないか、とも言われています。

観光や飲食、サービス業の復活は喫緊の課題ですからぜひ進めていただきたいものですが、遊漁船もセットになったパック旅行など、釣りが少しでも絡んでいたらいいんですけどねぇ。

というわけで、15日発売の次号、『隔週刊つり情報8月1日号』では、コロナ禍と雨シケで苦しいなか、夏休み期間に向けて船宿さんが予定している割引キャンペーンや企画を紹介しております。ぜひチェックしてね!

マダコは続くのか?

マルイカウハウハは続くのか?

それよりナニより

キハダはどうなんだ!

さてさて、こんな天候が続くなか、関東の沖釣りでは茨城県鹿島でマダイが相変わらず好調だったり、東京湾では引き続きマダコが大人気だったり、三浦半島でマルイカが好調です。

で、そろそろ気になっている方も多いキハダですが、そうなんです。シケ続きでなかなか模様がつかめないんです。

そこで今日、久しぶりに出船できそうだということで、取材に行ってきたのですが、残念ながらキハダに会うことはできませんでした。

▲時折跳ねたのはカジキ、メジ? そしてオナガサメ

 

たぶん、湾内でキメジがチョロっと釣れたぐらいだった、はず。

船長たちの話では、先日釣れていたキハダの群れは、今日あたりはかなり南側にいるとかいないとか。実際、オオミズナギドリもまったく見かけなかったし。

黒潮が離れた、とも言われていたので気になって見てみたら、相変わらず黒潮は蛇行しているものの、関東の南を離れて流れています。

ちなみに関東周辺の海水温は昨年に比べるとやや低め。

▲関東・東海海況速報20年7月9日。黒潮は御蔵島と八丈島の間を抜けていて、ここ最近よりやや南下。房総半島から離れているものの鹿島、飯岡からカツオ・キハダ船が出ていることから、その釣果が気になるところ。なお、犬吠埼から北も水温は低め、東京湾も昨年よりやや低く推移。これに長雨による河川からの水の流入などがどう影響するのか、ちょっと気がかり

 

さて、この後、どうなるのでしょう。

海水温と黒潮など海流の流れはキハダなど回遊魚に影響を与えるとは思いますが、実は今年のような状況(黒潮が離れ気味=とはいえ十分近いですけど=で水温低め)でキハダが釣れていた年もあるので、一概には判断できそうもありません。

ただ、これはワタクシが勝手に信じていることなのですが……

◉8月1日を機に相模湾にキハダ・カツオが入ってくる(食う食わないは別として)

◉9月の秋彼岸を機に大きなキハダがよく釣れるようになる

この2点は、海況によらず、この数年間は続いているのです。

え? ポジティブすぎるって?

いやいや、過去の本誌のデータが裏付けています。

 

信じるも信じないも、あなた次第です。

なんちゃって。

さあ、明日はタチウオ、あさってはマダコ、その翌日はスルメで仕上げにタチウオ。今から準備と雨対策、全部出船できるといいなあ!

元気を出して長雨と長シケを乗り切りましょうね!

それでは皆さん、よい週末を!