◎内山高典

 7月にイワシエサのキハダ・カツオ乗合がスタートしたものの、悪天候に阻まれ釣果が上がっていませんでしたが、ついに炸裂! 13日、葉山あぶずり港の長三朗丸で20〜24キロ級が4本、秀吉丸で19〜22キロが2本キャッチされました。

 そこで今回は、長三朗丸の栗飯原 由巳船長に直撃インタビュー! 今シーズンの最新動向をお伝えします。



今年のキハダの模様はいかがですか?

船長

うちはシケで出船しなかったけど、12日に大きな群れが入ってきた情報があって、13日に行ったら広い範囲に反応が出てましたね。イワシをまいたらキハダが船に着いて、2時間流しっぱなしで8打数4安打。当日は初心者もいてバラシも多かったのですが、慣れた人ならもっと釣れたと思いますよ。

カツオは毎年パターンが違うけど、キハダは群れが年々増えてます。今年も澄んだ潮が差せば湾内に居着くでしょう。

カツオはいましたか?

船長 

カツオもいますよ。こないだはキハダが船に着いていたから追っかけなかったけど、カツオの群れを狙えば釣れるはずです。

 

イワシの大きさはどれくらいですか?

船長 

マイワシとカタクチイワシが交じったエサを仕入れていて、マイワシは大きいので20センチくらい、フカセ釣りのエサに調度いいサイズです。今のところエサの心配はありません。

 

フカセ釣りの貸し道具はありますか?

船長 

もちろんありますよ。竿とスピングリールのセットで2000円です。

 

初心者にアドバイスをお願いします。

船長

エサの付け方や釣り方はスタッフが教えるので安心して来てください。

それと、貸し道具の竿とリールはそれなりの物を使ってますが、キハダがヒットして力任せに巻き上げるとスピニングリールは壊れやすいんです。

キハダが走ってるときはジッと耐えて、止まってから巻き上げるようにしてください。竿を起こして、竿を下げながら道糸を巻き取るポンピングを繰り返せば、そのうち魚がへばって上がってきます。


参照:三浦半島葉山あぶずり港・長三朗丸

イワシエサの乗合船は週末ともなれば満船必至。どうぞ予約はお早めに!