◎内山高典

 夏といえばキハダ・カツオですよね。しかし、相模湾ではイワシエサ船はバリバリ釣れているものの、8月1日に開幕したコマセ釣りは苦戦しています。


 とはいえ、キハダもカツオもナブラ(魚群)は連日見られているので、
「そのうち魚がコマセ(オキアミ)に慣れたら釣れるようになるよ」と現場の声は楽観的。
 ここ数年の開幕模様を振り返っても、相模湾に群れがいれば、遅かれ早かれコマセ釣りで釣れ始めています。

 現況は湾内の潮が濁っていてナブラの浮きが悪いものの、その濁った潮の下層にキハダやカツオの大群がいるかも……と想像しただけで興奮しますね。

 でも、ちょっと気になるのがイワシやシラスなど小魚のベイト。ベイトが多い年はコマセに食い渋る傾向があります。

 そんな年に、コマセ釣りで実績を上げてきたのがエビング用やワラサ釣りなどで用いられるソフトルアーです。使い方は簡単、付けエサのオキアミの替わりにソフトルアーを付けるだけ。オキアミと抱き合わせにして付ける人もいます。

 今シーズンもバッグに1つ忍ばせておくと活躍するかもしれません!

 

ダイワの「エビング スティック」3.5インチ、ケイムラクリアは外せません!

付け方の一例。とにかくアタリが遠い年でしたが、釣友がこれでキハダを1本釣りました

ニッコウ化成の「スーパーオキアミ」も愛用者が多いアイテムです

スーパーオキアミの頭部に夜光玉を仕込んでアピール力をアップ!