ども。昨日は東京湾でドラゴンまみれ、今日は常磐でマダイ&ハナダイまみれ、で、数時間後には内房でカンパチまみれ希望ですが、雨まみれになっていそうな沖藤です。いやはや。
いやね、今週は友人の釣りばかレーサー・高木真一さんが「スーパー耐久・富士24時間レース」で総合優勝を飾った話を書きたかったのですが、ちょっと急いで書かなくちゃいけないことができたので後日にします。
その急いで書きたかった話が、表題にもなっている
テンヤタチウオで絶対にやってはいけないこと。
簡単に言えば、取り込み。実際、東京湾でも事故が起きはじめているんです。
★竿で抜き上げちゃダメ!
これは多くの人が知っているとおり。テンヤでは超常識で、ルアー船でも一部(ミヨシや空いているときなど)をのぞき、ほとんど禁止されています。
で、急速に流行している東京湾のテンヤタチウオでも、乱暴に抜き上げる人はほとんどいませんし、船長も注意してくれています。
むしろ盲点なのが、これ!
★ロッドキーパーに
竿を掛けたまま
取り込んじゃダメ!
これ、テンビンタチウオや沖釣りに慣れた人は、ついやっちゃってます。
とくに、キーパーに竿を掛けたまま、電動ズル巻きで狙っていたりすると、そのまま置き竿で巻いて、竿を立てて取り込んで、とかやっちゃいます。
で、これがメッチャあぶない。
竿を立てて、海面直下にタチウオがいる状態でテンヤが外れると、弓矢のようにビュン!とテンヤが自分に向かってすっ飛んできます。
ただでさえテンヤはバレやすいので、これはかなり危険な取り込み方。普段、キーパーを使い慣れている人こそ、気をつけてください。
★必ずリーダーをつかんでたぐる!
テンヤタチウオの取り込みは、格好や手返しではなく「安全第一」。竿を船ベリに立てかけるように置いて、リーダーをたぐるのが鉄則です。
リーダーを2メートル以上と長くして、右、左、と、たぐるようにすれば万全。かの三石忍も、あえてリーダーを長くして、1手ずつ、たぐっています。
これら取り込みの方法やリーダーの話を始め、テンヤタチウオの基本はすべて『隔週刊つり情報』の最新号に載っています。
▲145センチのドラゴンが表紙の『隔週刊つり情報9月15日号』
また、すぐに動作などを確認、釣行前にイメージトレーニングしたい人にはYouTube「つり情報公式チャンネル」の特集連動ムービーがおすすめです。
とまあ、最後に宣伝入れちゃいましたけど、本誌もYouTubeも安全やマナーに関してキチンと説明してありますので、ぜひ、参考にしてくださいね!
それでは皆さん、テンタチにせよ、カツオ・キハダにせよ安全第一、いざというときにはチームプレーの精神で、週末の釣りを楽しんでくださいね!
私は来週もテンヤタチウオ行きます! イシシ。