◎尾川 泰将

 Wednesday尾川です。
 一週間前のことなのですっかり忘れてると思いますけど、先週水曜日に問を投げかけた魚の正体は「オオニベ」。宮崎県周辺で釣れる巨大魚としてあまりに有名な、ニベ科の魚です。

 一部の釣り人はご存知と思いますが、実はここ数年、関東・東海の沿岸部でオオニベの若魚がポツポツと釣れてるんですよね。サイズは1~6キロ級まで様ざまで、ヒラメ船などの生きエサの泳がせ釣りなどで交じる頻度が増えつつあります。

 うーん、これは気になるぞってことで、11.01発売の本誌11月15日号でミニ特集を組むことに。先週ここで掲載したオオニベ料理の画像は、その一環というわけです。
 しかしまぁ情報源は何かしらの釣りで「交じった」という程度。
 現場取材でオオニベがドーン! なんて写真が撮れる確率は限りなくゼロに近いだろうと、ここ数年の釣果画像をあちこちの船宿ホームページからかき集め、読みモノっぽい記事にするつもりでした。

 その取材の流れで最新釣況に目を凝らしていたら、ポツポツとオオニベらしきが釣果画像にアップされている船宿ホームページを発見!

 沼津久料港の魚磯丸です。釣れようが釣れまいがとにかく駆けつけて、久保田船長にお話だけでも伺おうとヒラメ乗合に乗り込んだわけですが、なんとそこで驚天動地の事態が勃発!

 例によって「詳しくは11.01発売の本誌最新号で!」となっちゃいますが、興味のある方はご一読ください。


 ひょっとするとこのオオニベ、数年後には関東でも「普通に釣れる大魚」になるかもしれません。

    ほかにも「俺はあそこで10キロ級を釣った」なんてオオニベ情報があれば、ぜひ編集部までお寄せください。

     本種最大の特徴は側線に並ぶこのドット印です!