◎尾川 泰将

 東京商工リサーチが約1万社をアンケート調査したところ、コロナ禍ということで約88パーセントが忘年会や新年会を開催しない予定だとか。

 だからといってオンラインで忘年会なんぞやったら無粋の極み、つまんないこと確定ですから、反発を食らうのは目に見えてますな。

 Wednesday尾川です。

 まぁコロナに関係なく、ここ数年の間に忘年会という慣習を取りやめる会社も出てきているようです。たとえば昨年の年末は、全社員にお寿司を支給(持ち帰りのお土産)した企業が「えらい」と話題になったとか。

 寿司じゃなくてもこの方法、今年こそイケるんじゃないでしょうか。馴染みの飲食店の手助けにもなりますしね。

 職場はさておき、友人との忘年会くらいは気晴らしにやりたいもの。とくに若人は、出会いの場である合コンを兼ねて盛り上がりたいと思っている人が多いことでしょう。

 そこで、寒さも承知で豪快に提案させていただきたいのが、オープンエアの沖釣り。

 道具をフルレンタルすればだれでも参加できるし、仲間が多く集まれば船を貸し切る仕立船も可能。帰宅後は各自が自宅で料理に挑み、出来上がりをオンラインで披露すれば「うまそう」「まずそう」と異常に盛り上がること必至です。

 ターゲットはアジやイナダが安心確実、マダコなんかも非日常の興奮が味わえて大穴かもしれません。

 昔(団塊世代?)は出会いの場として合同ハイキングってのがあったそうだけど、2020の師走は「年忘れ合同フィッシング」なんてのも、かなり刺激的でいいんじゃないかな?
 引きこもる若者たちを元気づけたい、釣りオヤジのひとりごとでした。