◎近田憲男

 

11月28日に茨城県鹿島港沖にて発生した船舶事故より、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

また、負傷された方の一日も早い回復を願っております。

 

 

 

 

さて、今週も月曜日がやってまいりました。
先週末の模様から今週の狙い目を紹介しましょう。

 

飯岡のマダイは数釣りのチャンス!
ハナダイも良型交じりで食い活発

 

 飯岡沖では一つテンヤマダイが好調。サイズは0.5〜0.7キロ前後と小ぶりながらトップ15枚前後。ここにきてまた秋のような数釣りが楽しめそうです。
 数釣りといえば同沖のコマセ釣りで狙うハナダイがおすすめです。水深30メートル前後で20〜35センチを一人20〜50枚。ウマヅラハギ、ソウダガツオ、イナダなどが交じりお土産はバッチリです。

 

 

外房冬の風物詩・寒サバ&スルメリレーがスタート
ルアー青物で大型ヒラマサのチャンス

 

 冬の外房の風物詩、寒サバ&スルメイカリレーが始まりました。勝浦川津の不動丸では29日、朝のうちフラッシャーサビキ仕掛けでサバを釣り、その後スルメイカを狙いに転じます。脂の乗った寒サバは絶品です。
 また、ルアー青物ではヒラマサが好調。勝浦川津の新勝丸では29日、キャスティングで13キロオーバーをキャッチ。さらに御宿岩和田の長栄丸では同日、20キロオーバーが上がりました。

 

参照:外房勝浦川津港新勝丸

 

参照:外房御宿岩和田港長栄丸

 

 

 

内房はイナダ&ワラサが好模様
勝山〜金谷のカワハギも見逃せない

 

 内房勝山出船ではイナダ、もしくはイナダ&ワラサを狙うスタイルで出船しています。イナダは久里浜沖を狙い、入れ食いで早揚がりになることがしばしば。ワラサも引き続き好調で富浦沖の水深90メートル前後で2.5〜5キロがトップ8本前後とまだまだ楽しめそう。
 勝山〜金谷出船ではカワハギが狙い目。勝山の萬栄丸では29日、富浦沖の15〜40メートルで14〜29センチを頭23枚、金谷の光進丸では同日、金谷沖で16〜31センチを頭29枚。群れ濃く今後も期待十分です。

 

 

東京湾ではライトアジがおすすめ
ルアー五目船ではでサワラが盛況

 

 東京湾では川崎〜横浜沖のライトアジが好調。数釣りが楽しめるのでファミリーやビギナーにおすすめ。
 ルアー五目船のサワラは、目下は船橋〜木更津沖で1.5〜5キロ級をトップ3尾前後。シーバスやイナダ、タチウオも交じります。ヘビーウエイトシンキングミノーやシンキングペンシル、テールスピンジグなどをキャスティングで狙います。

 

 

三浦半島各地でカワハギが上昇気配

 

 三浦半島ではカワハギが上向いてきました。久比里の巳之助丸では29日、下浦沖で16〜30センチを頭41枚。山下丸では29日、竹岡沖の水深15〜20メートルで16〜29センチを頭24枚。剣崎出船では剣崎~城ケ島沖でトップ15〜20枚前後。今後も楽しみです。

参照:三浦半島久比里巳之助丸

 

 

相模湾のイナダが好釣果をマーク
江ノ島、小田原沖のアマダイにも注目

 

 相模湾で連日安定して釣れているのがイナダ。青物の引きが手軽に楽しめるのでビギナーにも盛況です。釣り場は江ノ島〜鎌倉沖、茅ケ崎〜平塚沖や小田原沖など広範囲に渡ります。釣り方はウイリー仕掛けのコマセ釣りのほか船宿によっては食わせサビキやジギングで狙うこともできます。
 江ノ島沖や小田原沖のアマダイも狙い目です。40〜50センチ前後の良型やシロアマダイも交じりトップ8尾前後。イトヨリ、ヒメコダイ、レンコダイ、ムシガレイなどのゲストも交じりクーラーが賑やかになります。

参照:相模湾平塚港庄治郎丸

 

 

南伊豆では白浜沖のワラサが順調
石廊崎西沖のマダイ&シマアジが狙い目

 

 南伊豆ではワラサが順調に釣れています。白浜沖の水深50〜60メートル前後を狙い、3キロ前後がトップ3本前後。反応があるので今後に期待しましょう。
 石廊崎西沖ではマダイとシマアジが狙い目。0.5〜1.5キロ前後のマダイがトップ5枚前後に1.7〜2キロシマアジが交じります。海が穏やかになればまだまだ楽しめそうですよ。