◎尾川 泰将

 ボート釣りファンの皆さんこんにちは、Wednesday尾川です。ところで、そろそろソワソワしているんじゃないでしょうか? いかにして正月用のマダイを釣ろうか、と!

 ここ1週間の釣況をチェックしてみると、三浦半島~伊豆半島のボート釣り場で中~小型のマダイがポツポツと釣れています。主な釣り方はビシ釣り、竿マキコボシ、NS釣法などのコマセ釣り。
 水温が下がってエサ取りが減る年末年始はコマセ釣りが最も有効な釣り方でしょう。

 ただし「ボートで一発大ダイ」を目指すなら、ずばりタイラバ。もちろん百発百中とはいきませんけど、今、三浦半島の伊勢町~京急大津のボート釣り場が最高に狙い目です。

 この写真は12月12日付けのボート店ホームページから転載したもので、上が伊勢町の海勇丸、下が京急大津の石田丸。タイラバで全長50センチオーバーの2~4キロクラスがコンスタントに浮上しています。

 秋から続いているこの状況を見逃すわけにはいかないということで、昨日発売された本誌1月1日号のボート釣りコーナーでは、ボートタイラバの記事をまとめてみました。
 まず、釣り方の基本と要点は連載「気ままな海のボート釣り入門」でダイワフィールドテスターの小野信昭さんが分かりやすく解説。
 さらに実釣取材の「ボート釣りコマンドー」は、本誌レポーターの橋口純平さんが京急大津で大ダイ狙いにトライし、見事に5キロオーバーをキャッチ!

 うーん、圧巻。ボートタイラバに興味がある方、あるいは何度か試しているけど釣れない方はご一読を。大ダイに近づくためのノウハウが散りばめられています。
 今の勢いなら、少なくとも年末まで狙えそうな雰囲気。天気のいい日を選んで、ぜひ出かけてみてください。