◎内山高典

 

 今年は来るのか来ないのか……首を長〜くして待っていた冬限定の極ウマ魚、外房の寒サバが釣れ始めました。

  当地で1〜2月ごろに釣れるサバは脂が乗りきったマサバが主体。40センチオーバーの良型をさばいて塩焼きにすると、したたる脂の多さにビックリします。

  昨年はタイミングを逃して釣行できませんでしたが、今年は大型クーラーをかついで突撃せねば!

  サバ釣りは早朝の1〜2時間が勝負です。この釣りはオマツリがつきものなので、フラッシャーサビキ仕掛けは予備も含めて3組以上持参すると安心です。

 良型が多点掛けすると重量は相当なもの。フラッシャーサビキ仕掛けは幹糸12〜14号、枝ス8号程度の外房用がおすすめです。細い仕様の仕掛けで多点掛けするとブッツリ切れることがあるので気を付けてください。

 

 

 上がマサバ、下がゴマサバです。見分けが難しい個体もありますが、この時期はゴマサバも脂が乗っていておいしいのでノープロブレム!

 帰宅後、釣れたサバはその日のうちに頭を落として内臓を抜き、キッチンペーパーにくるんで冷蔵庫で保存。食べきれないサバは、まとめて干物にして冷凍すれば1〜2カ月はおいしく保存できます!

 

2年前に、外房で釣った寒サバで作った「しめサバ」です。脂に甘みがあってメチャうまでした。く〜思い出しただけでヨダレが……

 

 

 

干物も最高です。ちなみにゴマサバは身割れしやすいので、干物にするときは二枚おろしがおすすめです