◎近田憲男

 

みなさま、先週末は冷え込みましたが風邪など引いていませんか?


さて、今週も月曜日がやってまいりました。2月を迎えて注目ターゲットがめじろ押し、週末の模様から2月上旬の狙い目をピックアップしましょう!

 

今年も茨城でタチウオフィーバー?

鹿島&波崎のヤリイカ乗り乗り

鹿島沖に続いて大洗沖や日立沖でもタチウオの模様が持ち上がってきました。

釣り場は水深30〜35メートル前後。釣れるサイズは指幅3〜5本級が主体で、平均30本前後。エサ釣りのほか船宿によってはジギングでも楽しめます。数を狙うなら手返しのいいジギングが有利かも。


鹿島、波崎出船のヤリイカは水深130メートル前後の根周りを探り、パラソル級主体でトップ30杯前後。サメやサバの邪魔がなければ多点掛けで50杯前後までのびそうです。


ヒラメは先週は底荒れに苦戦したものの、それでも1キロ前後を中心に3キロ級の肉厚な寒ビラメが上がり、海が落ち着けばまだまだ期待できそうです。

ちなみに、日立ではヒラメ船転じてタチウオ入れ食い、のパターンも。

 

 

参照:茨城県日立久慈漁港大貫丸

 

 

犬吠埼沖ではヤリイカ上昇
アカムツは相変わらず高位安定

 

飯岡出船のヤリイカが好調に釣れています。釣り場は犬吠埼沖の水深150メートルル前後。ジャンボサイズも交じりトップ50杯前後。今後も注目しましょう。

 

また、片貝港からは「ヤリイカ&キンメリレー」も出船開始、どちらも釣れているようですよ!


最新号で特集している犬吠埼沖のアカムツは相変わらず好調、このぶんなら、海が穏やかなら良型ぞろいで釣れ続くはず、イチオシです!

 

外房は寒サバ&ヤリイカリレー好期到来

ヒラメ、ハタ、マダイ、SLJもチェック!

外房御宿〜勝浦出船では脂の乗った寒サバが好期、ヤリイカのリレーで出船し、前半フラッシャーサビキでサバを狙い、後半はヤリイカ。どちらも20尾、30尾と好調、これからがピークです!

 

その外房、大原では浅場で大型ヒラメが釣れ続いており、マダイも大ダイが上がっています。ルアー青物ではイナダやカンパチに交じってサワラが登場。SLJ(スーパーライトジギング)ではキントキやマハタ、カサゴ、ヒラメなどが釣れています。今後も注目しましょう。

 

南房〜内房では良型ヤリイカが活発な乗り
勝山〜金谷沖のアマダイが狙い目

 

南房〜内房のヤリイカ船は白浜沖の150〜200メートル前後で、25〜45センチをトップ40杯前後。型もよくなり、数も安定して釣れるようになりました。今後も注目しましょう。


勝山〜金谷出船ではアマダイが良型主体で上がっています。40センチ級はもちろん、50センチオーバーも釣れていますので、大型狙いの方におすすめです。

 

参照:内房勝山港新盛丸

 

 

東京湾奥ではカサゴ・メバルが開幕

 

東京湾では2月より春告魚・メバル&カサゴ釣りが開幕。

船橋の内木では良型狙いでカサゴ、メバルが20尾前後、例年よりも型がよく、好調です。横浜本牧の長崎屋では1日、17〜26センチのメバルを頭62尾。3点や4点掛けも。

型狙い、数狙い、いずれも調子よく、アジなども交じっています。


タチウオは日によりムラがあるものの、80〜115センチをトップ15本前後。ライトアジ、シロギスは引き続き好調。江戸川放水路出船のマコガレイも船中5枚前後釣れています。

 

こちらもいよいよ絶好期到来の予感、大潮から中潮回り限定で一つテンヤ&タイラバ狙いで出船する金沢八景の野毛屋では2〜3キロ級のマダイが上がっています。次の出船は一週間後の9日から。

 

ルアー船でおすすめなのが、シーバスジギング。深川の吉野屋では31日、木更津沖を探り、35〜74センチをトップ62本。

 

 

参照:東京湾奥横浜本牧長崎屋

 

 

ふんばるぞ三浦半島出船のマルイカ

  

三浦半島でマルイカが持ち上がってきたので、釣果をダイジェストでお届けします。

剣崎松輪の瀬戸丸では、城ケ島〜剣崎沖でトップ29杯。長井新宿港の小見山丸では1日、長井沖の水深80〜120メートルで12〜30センチをトップ25杯。葉山芝崎の長三朗丸では31日、亀城根沖の水深80〜100メートルで12〜40センチを頭27杯。今後も注目していきましょう。

また同宿はヤリイカでも出船。31日は洲ノ崎沖の水深170〜220メートルで25〜45センチを頭29杯。こちらも見逃せません。

 

 

相模湾のアマダイは今年もロングラン確実?

 

相模湾のテッパンといえるのがアマダイ。平塚港の庄治郎丸では30日、57センチ&1.7キロ、52センチ&1.4キロの大型アマダイが上がった。腰越港の多希志丸では31日、アマダイで出船。28〜50センチを頭7尾。他にキダイ、ムシガレイ、オニカサゴ交じりでクーラーが賑やかに。

また、小田原早川港出船ではヤリイカにも注目。小田原南沖を狙い25〜43センチを頭23杯。まだまだ楽しめそうです。

 

 

参照:相模湾平塚港庄治郎丸

 

 

 

東伊豆は夜釣りのイカブリが狙い目
南伊豆ではマダイが好模様

 東伊豆では初島周りで夜イカブリが狙い目です。宇佐美出船では5キロ前後を頭にトップ3本前後、ゲストにヒラメやサワラが上がっています。
 南伊豆ではマダイ船が好調。南伊豆手石港出船で、下田沖の水深50〜60メートル前後を狙い、1.5キロ前後を頭5枚前後、下田須崎出船では須崎沖で2キロ前後が釣れています。今後も目が離せません。

 

 

 

 

沼津&田子の浦でタチウオ好調

夜マルイカ

 

夜釣りは沼津では引き続きタチウオが好調。70〜110センチをトップ50本前後と寒さを吹き飛ばす釣れっぷり。お隣の田子の浦でも夜タチが上昇、期待大です。

 

また、沼津の夜マルイカは小型が多いものの継続中。こちらがんばってほしいものです。

 

 

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