◎内山高典

 ポカポカ陽気、気持ちいいですね。サクラが咲き、潮がぬるむ春は海の中もにぎわっています。


 

 私の春のイチ推しは、東京湾の暴れん坊「マゴチ」です。アタリから合わせるまでのシビれる駆け引きと、合わせが決まってからの強烈な引きを一度味わうと病みつきになります。

 

 


 写真の方は、東京湾奥深川吉野屋の取材で出会った、マゴチ釣りのベテラン・乾さん。当日はエビエサの付け方など撮影にご協力いただきありがとうございました。


乾さんが付けたエビは元気よく泳ぎます。

 

 

アタリ到来!

乾さんがアタリから合わせを決めた瞬間、お見事!

 

またまたアタリ到来!


残念、これはスッポ抜け……。当日の乾さんは4打数2安打、打率5割でした。


 吉野屋でマゴチ船を担当する高橋 郷船長いわく、
「マゴチは慣れた人でも掛け損ねるのが当たり前の釣りです。〝攻めの合わせ〟で勝負してください!」とのこと。



 高橋船長によれば、マゴチ釣りで初心者が一番迷うのが「アタリがきた後の合わせ時」で、アタリがきてから待ちすぎて、合わせる前に魚がエサを放してしまうのが一番もったいないとのこと。

 当日もマゴチ初挑戦の方が数名いて、アタリがきたものの、合わせることができずに終わる場面が何度かありました。

 高橋船長直伝の、アタリから合わせにいたる駆け引きと〝攻めの合わせ〟の勘所を最新号で紹介しています。
 この春、マゴチにチャレンジする方は、ぜひご覧ください!