◎近田憲男

 

 

 

 今週も月曜日がやってまいりました。週末の模様から9月上旬の狙い目をピックアップします。

 

 

 

 

キハダ祭り相模湾で開催中!
駿河湾ではルアーで40キロ

 

 今週もキハダの情報が飛び込んでまいりましたので、ダイジェストでお届けします。

 まずは内房出船から。
 勝山港の萬栄丸では29日28キロ、30日26キロ。
 続いて三浦半島出船です。
 剣崎間口港の喜平治丸では28日にエビングで28.5キロ。剣崎松輪港の一義丸は土日ともにキハダをゲット。大松丸では29日26.8キロ、30日30キロ。浜鈴丸では29日31.5キロ。長井港のはら丸では28日25キロ、29日25キロ、30日28キロ。葉山芝崎港の福栄丸では29日28キロ。五エム丸では29日3隻で出船、27.6、26.3、23キロ、30日26.4キロ。葉山あぶずりの長三郎丸では28日30と20キロ、29日26〜30キロ、2隻で3本、30日29と23キロ。愛正丸では30日30キロ。
 続いて相模湾出船です。
 小坪港の洋征丸では28日21.5キロ。太郎丸では28日、28と20キロ、29日30キロと26キロ。腰越港の飯岡丸では28日26キロ。蒼信丸では29日25.8キロ。湘南片瀬港の萬司郎丸では30日20.3キロ。茅ケ崎港のちがさき丸では29日31.1キロ。平塚港の庄三郎丸では29日30.9と23.4キロ。庄治郎丸では28日25と22キロ、29日エビングで30キロ、30日23キロ。大磯港の恒丸では30日25.5キロ。小田原早川港の坂口丸では28日28と27キロ、30日24〜31キロを船中6本。平安丸では28日30キロ、29日28キロ。福浦のよしひさ丸では30日29.3キロ。
 東伊豆出船です。
 網代港のつちそう丸では28日26キロ。
 そのほか2.5〜4.5キロ級のカツオや5〜6キロ前後のキメジが釣れています。
 最後に駿河湾沼津静浦港の真成丸では29日ルアーで40キロをキャッチしています。

 

参照:相模湾腰越港飯岡丸

 

 

ワラサ剣崎沖で好調

 

 三浦半島剣崎沖のワラサは安定して釣れています。目下は剣崎沖の水深35〜45メートルを狙い、3〜5キロ級が平均10本前後と、船中のあちこちでヒットすることもめずらしくありません。サイズもよくなってきているので、ハリス切れによるバラシも多く、ハリス8〜10号、全長6メートルのやや太めの仕掛けを準備しましよう。

 

参照:三浦半島剣崎松輪港成銀丸

 

 

タチウオ東京湾で数も型も楽しめる
夜釣りは沼津沖のタチウオが狙い目

 

 

 東京湾のタチウオはエサ、ルアーとも引き続き好調です。前半は富津沖の浅場で数釣り、後半は観音崎〜走水沖へ移動し型狙いという展開で数釣りも型狙いも楽します。魚影濃く反応も広範囲にあるので今後も期待十分です。
 相模湾平塚沖でもタチウオの釣果が持ち上がってきました。
 沼津沖では夜釣りのタチウオが食い活発です。釣り方はノーマルタックルやライトタックル、サーベルテンヤ、ジギングなど様ざまな釣り方で楽しむことができます。

 

参照:内房富津港ひらの丸

 

 

 

夜イカ茨城県鹿島沖でフィーバー

 

 

 茨城県鹿島沖の夜イカはマルイカが爆乗り。タナは5〜20メートルと浅く、入れ乗りでトップ100杯。オモリ40〜60号、直結、ブランコ仕掛け。今後も目が離せません。

 

 

 

マダコ茨城県日立久慈漁港〜大洗港出船で乗り乗り

 

 茨城県日立久慈漁港や大洗港出船ではマダコが好調です。1キロ前後の良型主体にトップ20杯前後。今後も期待十分です。

 

 

イナダ相模湾でエサ&ルアーで食い活発

 

 相模湾でイナダが釣れ始めした。釣り場は鎌倉沖、江ノ島沖、腰越沖など広範囲で楽しめます。コマセ釣りのウイリー仕掛けがメインですが、船宿によってはルアーも同乗して楽しむことができます。

 

 

ファミリーで楽しめる
江戸川放水路のボートハゼ

 

 江戸川放水路のボートハゼが好調です。水深1メートル前後を狙い、6
〜8センチ前後のデキハゼを中心に10センチオーバーも交えてよく釣れています。
 クランクベイトを使ったルアー釣り「ハゼクランク」では10〜15センチの良型も交じります。小型も含めて狙うならリアフックにアシストフックを付けるのがおすすめです。

 

 

 

アジ各地で高位安定の釣れっぷり

 

 東京湾奥はライトアジが安定しています。木更津沖、川崎〜横浜沖、八景沖で好模様が続いています。内房金谷や三浦半島横須賀・観音崎方面でもよく上がっていて、三浦半島城ケ島沖や相模湾二宮沖では良型主体に釣れています。

 

 

シロギス飯岡沖で数釣りチャンス
東京湾も食い上向き期待大

 飯岡沖ではシロギスが安定して釣れていて数を釣るなら今がチャンスです。
 東京湾では木更津沖や中ノ瀬、盤洲などでトップ30〜50尾と順調に釣れています。

 さて、いかがでしたか? 
今週、私が注目したのはやはり相模湾のキハダ・カツオ。いよいよ本格的な食いとなり、釣果情報も増えてまいりました。今後は大型で盛り上がることでしょう。そして、9月1日から外房大原でヒラメ部分解禁、フグ解禁です。こちらも見逃せません。
 それではまた来週お会いしましょう。