◎近田憲男

 今週も月曜日がやってまいりました。週末の模様から10月中旬の狙い目をピックアップします。

 

 

 

キハダ相模湾で50、60キロ級が乱舞

 

 50キロ、60キロ級のキハダが釣れ上がり、相模湾のキハダ船が盛り上がっています。
 今週もキハダの情報が飛び込んでまいりましたので、土日の模様をダイジェストでお届けします。
 まず三浦半島出船からです。
 剣崎間口港の喜平治丸では10日33キロ。剣崎松輪港の一義丸は10日27.25〜34.5キロを船中4本。成銀丸では9日26.9キロ。大松丸では9日30キロ、浜鈴丸では9日50キロ、10日25キロ、35キロ。宮川の二宮丸では9日25キロ、10日30キロ。長井漆山港の昇丸では9日25キロ、46キロ、10日20キロ。葉山芝崎の五エム丸では9日、50.5キロ、10日29キロ。葉山あぶずりの秀吉丸では9日33.6キロ、長三郎丸では9日51キロ、10日は28キロ、30キロ、52キロ。
 続いて相模湾出船です。
 小坪港の洋征丸では9日31.1キロ。太郎丸では10日24.5キロ。湘南片瀬の萬司郎丸では9日27キロ。茅ケ崎のちがさき丸では9日53.6キロ。平塚の庄三郎丸では33.9キロ、49.92キロ、庄治郎丸では10日26キロ。大磯の恒丸では10日21.5キロ。小田原早川港の坂口丸では9日37.5キロ、10日35キロと38キロ。平安丸では10日26キロ。
 最後に内房です。
 内房勝山の萬栄丸では9日27キロ、11日24〜31.5キロを船中7本。
  終盤になっても以前好調のキハダ、まだまだ期待しましょう。

参照:三浦半島葉山あぶずり港長三郎丸

 

 

ワラサ下浦〜城ケ島沖で5キロ級も
東伊豆初島周りで食い活発

 

 三浦半島剣崎出船のワラサは下浦〜城ケ島崎沖の水深30〜70メートルを狙い、3〜5キロ級が狙えます。
 内房保田〜勝山出船でもワラサが順調です。3キロ級を主体に5キロ級交じりで釣れています。保田の村井丸ではライトアジ船の泳がせでも3キロの前後のワラサが上がっています。
 東伊豆網代出船では初島周りで群れも濃く魚探に映る反応も抜群で、流すたびにバタバタ釣れるので、手返しがよければ10本前後は釣れるでしょう。

 

参照:内房勝山港利八丸

 

 

 

 

ルアー青物狙いの東京湾奥キャスティングゲームが盛況

 

 東京湾ではルアー五目が順調です。木更津の宮川丸、長浦のこなや丸、千葉寒川の守山丸、浦安の吉久、深川のさわ浦丸、吉野屋、横浜の渡辺釣船店ではキャスティングでナブラ撃ちなどを狙っています。
 釣り場は木更津は羽田沖、浦安沖など日替わりでベイトの反応を探し、目下は80センチ前後のサワラをトップ2〜3尾、でイナダ、タチウオが交じります。魚影濃く今後も期待しましょう。

 

参照:東京湾奥長浦こなや丸

 

 

イナダ相模湾全域で堅調

 

 相模湾で連日のよう釣れているのがイナダ乗合。釣り場は江ノ島〜鎌倉沖や二宮沖、小田原沖など広範囲で楽しめます。コマセ釣りのウイリー仕掛けがメインですが、船宿によってはルアーで便乗してジギングが楽しめます。今後はウルメイワシの群れに付くイナダを食わせサビキで楽しめそうです。
 ゲストも多彩でカンパチ、イシダイ、アジ、カワハギ、カサゴ、マハタ、ウルメイワシなどでお土産は十分です。小さくても青物のトルクフルな引きは健在、青物入門におすすめです。

 

 

タチウオ東京湾の浅場で食い活発
夜釣りでは数釣りのチャンス

 

 東京湾のタチウオは観音崎沖、走水沖、猿島沖で順調に上がっています。木更津沖でも釣れています。ルアー船では同沖水深15メートルで前後で指幅3.5〜4本級のタチウオが上がっています。
 相模湾平塚沖でもタチウオが、エサ、ルアーともに釣れています。
 沼津沖では夜釣りで指幅2.5〜4本級がトップ50本前後。釣り方はノーマルタックルやライトタックル、サーベルテンヤ、ジギングなどで楽しめます。

 

 

マダコ茨城県日立久慈漁〜鹿島出船で引き続き乗り順調

 

 茨城県日立久慈漁港や大洗港出船、鹿島出船のマダコが好模様です。マダコの活性が高く、1キロ前後の良型主体にトップ10杯前後。今後も期待十分です。

 

ヒラメ銚子〜九十九里で高位安定
外房大原では上昇気配

 銚子〜九十九里ではトップ10枚と安定してヒラメが釣れています。外房大原出船のヒラメの釣果が上向いてきました。1キロ前後を主体2〜3キロ級交じりで楽しめます。今後に期待しましょう。

 

 

夜イカ茨城県鹿島沖でフィーバー
50キロのキハダも!

 

 

 最後は夜のイカ釣りです。茨城県鹿島沖ではスジイカにムラサキイカ交じりで絶好調。なかでもスジイカ爆乗りで1束。便乗してイカメタルでも楽しめます。ほかにも船宿によっては限定でキハダを狙い、10日53キロ、11日52キロが上がっています。

 

 

 さて、いかがでしたか?
 今週も注目は大型で盛り上がっている相模湾キハダです。終盤戦ですが、反応はまだまだあるそうですし、まだまだチャンスが続くことを願いたいです。