◎内山高典
夏から続いた相模湾のキハダもついにクライマックス。今週いっぱいで終了する予定の船宿が多いようです。
例年、湾内にキハダがいる間は最後まで追い続ける船は来週も出船する可能性があります。しかし、それが数隻になると群れを探索することが困難になるため、やがて幕を迎えます。
というわけで、キハダにトライするなら今週がヤマ場。極太仕掛けで超大型キハダを仕留めてください!
さて、富士山も雪化粧して、すっかり秋冬の装い。キハダと入れ替わるように、相模湾の釣り物も秋冬モードになってきました。
アマダイ、アオリイカ、カワハギ、青物はブリ・ワラサ・イナダが元気です。遅れ気味のヤリイカも少しずつ上向き始めてますね。
私の注目ターゲットはこれ。食いしん坊の釣り人ならお分かりですよね。煮つけが絶品、深海の美味魚です。
3日ほど冷蔵熟成した炙り刺しは、ジュワーッと滴るほど脂が乗ってましたよ。
で、これこれ。船長が「脂は乗ってないけど、刺身にするとウマイよ!」と言っていた定番ゲストのシロムツです。
いつもは塩焼きで食べてましたが、刺身はほんのり甘みがあって、おいしゅうございました。
相模湾の深海の美味魚は、根魚五目、中深場五目、ライト深海根魚五目などの看板を掲げている船宿で釣ることができます。
ではでは、また来週。