◎内山高典

 

 

 南房方面の泳がせ釣りやコマセ釣りで今や定番ゲストになったアカヤガラ。

 よほど水揚げ量があるのか、回転寿司のネタになってましたよ。

「高級魚・赤ヤガラ 2貫300円」

 このお店は国産本マグロの生の赤身が2貫で400円なので、アカヤガラはかなり強気の価格設定。ちまたで評判になって知名度が上がれば、そのうちアカヤガラ乗合が出るかもしれませんね。





 さて、異例のロングランになっている相模湾のキハダ。タナは60〜70メートルとかなり深くなってきたものの、ビッグな反応がモリモリ。

 11月28日、三浦半島長井港・はら丸で取り込まれた72キロは同船の今期最大。ハリス30号の仕掛けで上がったようです。

 本日がキハダ乗合の最終日となった相模湾小田原早川港・坂口丸では29キロと48.5キロを上げて有終の美を飾りました。
 ちなみに同船では29日に55キロも上がってますから、相模湾にはビッグなキハダがまだまだいそうです。

 さらに三浦半島葉山あぶずり港・長三朗丸は11月28日に66キロ、29日に52キロ、本日は27キロと固め打ち。

 毎年、相模湾にキハダがいる限り出船している同船は、シケ後の12月3日も予約が入っているようです。予定どおり出船すればキハダ乗合が12月に突入する過去に例のない状況になります。




参照:三浦半島長井港・はら丸





参照:相模湾小田原早川港・坂口丸




参照:三浦半島葉山あぶずり港・長三朗丸



 ほとんどの船が11月一杯でキハダ乗合を終了し、プレッシャーから開放されたキハダが荒食いする……そんな妄想を描いてしまうのは私だけでしょうか。
 ではでは、また来週。