◎ども。先日、公園のロープに足をひっかけて両手にカメラと三脚を持ったまますっ転んで、そのまま両足のふくらはぎと脇腹が攣って動けなくなった沖藤です。死ぬかと思ったわ。
運よく芝生の上だったのでケガもなければ機材も壊れなかったんですけど、これが夜の港だったらと思うとゾッとします。
それにしても歳をくうと色いろ気を付けないといけなくなりますね。皆さんも、港や船の上、行き帰りクルマの運転には十分に気を付けてくださいませ。
さて。
色いろあった2021年ですが師走を迎えて繁華街にも賑わいが戻ってきました。
つり情報社がある神田の飲み屋街も秋までのゴーストタウン状態から一転人が増えて、雨が降った直後のサバンナのようにワッと活気づいています。
相変わらず編集部員はテレワークですが、外部スタッフとの打ち合わせが対面でできるようになったことから、ライターさん、カメラマンさん、動画スタッフなどと来年に向けた打ち合わせを進めています。
やっぱり電話やウエブの打ち合わせよりも、無駄な世間話をしながら、ある程度時間を気にせず話をしないと面白い企画や信頼関係はできないように思います。
食事や飲みにしても、好きな食べ物や飲み物を知って共有することはプラスにはなっても、決してマイナスにはならないでしょう。
まあ、昭和な考え方なんでしょうけどネ。
昭和といえば、神田はモロに昭和世代の街。そんな昭和な釣り人にドンピシャな飲み屋が何軒かあります。
その中の一軒、最も分かりやすい釣り人系飲み屋が
釣吉
『つり情報』と『つり丸』が暖簾の前に置いてあり(あざーす!)ひと目で沖釣り好きの店主が経営している店と分かります。
店内には新旧の釣果写真が至る所に貼ってあり、キハダをはじめ大物の写真が目につきます。
相模湾、伊豆諸島、九州、そこに魚や釣りのプロたちと映っているガチの釣り人が、釣吉のおかみさんとオヤジさん。
メニューは魚を中心にしつつ多彩で酒類も充実。カウンターとテーブルの1階、民宿の2階のような畳敷きの2階ともに、お客さんが途切れることがありません。
サラリーマンの多い神田にあるだけに、釣吉の肴は釣魚だよりという感じはなく、魚の扱い方を熟知している釣り好き夫婦がしっかり切盛りする人気店といった感じ。
たとえば、この刺身。
ソデイカなんですけど、少なくとも私の周りの釣り人の間ではおいしいとは言われません。
でも、皮をケチらず厚めにそいで、身の柔らかい部分だけを切っていくと、凄くうまいんです。
釣り吉で出していたソデイカがまさにそれ。
で、おすすめはこんな感じ。
小アジの南蛮漬けを頼んだライターさんと、食べ物系連載と企画の話がまとまりました(笑)
そうそう、前にきたときは鍋を頼んだんですが、イケましたよ。
昨晩は帰りしな、オヤジさんに九州・五島と、相模湾での落し込み釣りの情報を教えていただきました。
今後、打ち合わせでつり情報社に来られる方で「釣吉」希望の場合は、前もって教えてくださいね。ちゃんと予約しておきますんで。へへへ。
それにしても、昨年来のコロナ禍で大変な思いをしていても笑顔を絶やさず頑張っている飲食店の皆さんには、本当に頭が下がる思いです。
この賑やかさ、楽しさが続くように、引き続き、感染予防には気を付けていきましょう。
さあ、明日は今月に入って8日目の取材。今年ラスト(になるはず)の現場撮影ですから、無事故無違反で締めくくって、年末にかけて一日でも多く遊びの釣りに行きますよ。
それでは皆さん、よい週末を!