「上バリに付けたらさ、そればっかにアマダイが食ってきたんだよ。今度、試してみ」

 

 

なんでも先日アマダイ釣りに行った根岸発行人がサクラの「エコスカート」なる皮製のスカートを付けたら胴の間で独り勝ちしたらしく、それを横で見ていた友人がさっそく神田つり具の櫻井で大量購入したとか。

 

 

「赤がいいんだよ赤が。まあ、赤しか使わなかったけどな。今度、試してみ」

 

 

怪気炎をあげる発行人。

 

 

「私も持ってます」

 

 

営業のおKさんもいつのまにか大量入手って、あんたらどんだけレスポンスいいんですか!

 

 

こうなると気になるってもんで、生ビールとバーターでおKさんからエコスカートを分けてもらい(結果的にビールからハイボール、酎ハイ、焼酎と進み、高くつく可能性大)、ちょっくら試してきましたよ。

 

 

 

エコスカートの実力をSLJで試してみる

 

 

 

久しぶりに遊びの釣りに出かけた土曜日、場所は外房興津、庄之助丸のSLJ。実はワタクシSLJが大好きで、発祥の地と言われる三重県に教わりにいくほどで、アシストフックも自作します。

 

 

ですから、ワームを付けたり、スカートを付けたり、過去に色いろやってきてますから、エコスカートの実力も分かるだろうと思ったんです。

 

 

で、釣り始めると水深70メートル台の根周りでガツッとアタってキントキ。

 

 

 

 

再びキントキでプチキントキ祭り。

 

 

 

 

なかなかの手応えで面白いっす。

 

 

 

 

おかみのヨッちゃんと乗組員セイジローもタモ入れの合間にでっかいキントキ

 

 

 

 

でっかいカンコを釣り上げて

 

 

 

 

白井亜実さんはネコメタルでマダイっすよ。

 

 

 

 

で、エコスカートはどうかと言うと

 

 

 

リアフックに付けると丸まっちゃうのでフロントに1本、が最も扱いやすい感じ。

 

 

 

 

ちなみに皮製で自然分解するからエコスカート。地球にやさしいぞエコスカート!

 

 

質感としては「長いイカタン」ですわ。

 

 

で、付けると何かが変わるのかってハナシについては

 

 

マハタも

 

 

 

 

アカイサキも

 

 

 

 

付けても付けなくても皆さん釣れちゃってるから

 

 

効果が分からな~い!

 

 

まあ、楽しいからいいか。SLJ用のジグってホントよく釣れるよなあ、なんて思って昼前、

 

 

やってきましたアマダイ狙い。

 

 

ラスト1時間ほど、水深80メートル付近の砂地でアマダイ、ホウボウを狙ったのですが、

 

 

ここで変化が起こります。

 

 

砂底をネチコチ誘って、落とし直していくアマダイ&ホウボウ狙いは、なかなかアタリが出ないんですね。

 

 

その砂地のアマダイ&ホウボウ狙いで、なんと

 

 

赤いエコスカートを付けたワタクシのジグにだけ

 

 

ホウボウ

 

 

 

 

キダイ(レンコダイ)

 

 

(写真はスカート取れちゃってますけど)

 

 

で、またホウボウ

 

 

 

 

と、ワタクシのエコスカート付きジグだけに反応したんです。

 

 

しかも底からゆ~っくり巻いているときにアタリがきて、掛からないから再着底させて再びアタってヒット、というケースが2度、で、そのときはエコスカートが切れかかっていました。

 

 

つまり、エコスカートに反応した可能性が考えられるんです。

 

 

当日の釣り人は7人。砂底でのプチ独り勝ちに、思わず発行人の気持ちが分かったような気がするクリスマス。って感じでしたよ。

 

 

ヨッちゃんとセイジローくんにもエコスカートを渡して試してもらったところで沖揚がりだったので、ジグの差かどうかまでは分からなかったけど、これは可能性アリ、と見ます。

 

 

ちなみに色は赤、オレンジ、グリーン、ケイムラがあるのですが、赤がいいって情報を聞いていて、実際に赤を付けているときに釣れちゃうと、赤ばかり使いそうですわ。

 

 

まあ、繰り返しますけど、見た目と質感は

 

 

細長いイカタンそっくりですけどね。

 

 

手軽にチューニングできるエコスカート、これはなかなか面白そうってことで、次は

 

 

相模湾のアマダイ

 

 

東京湾のマコガレイ

 

 

で試してみますよ。

 

 

その結果はwebの編集日誌と、本誌で紹介していきますので、お楽しみに!