◎尾川 泰将

 

 Wednesday尾川です。

 発売されたばかりの本誌2月1日号に、アマラバのリベンジ記事が掲載してあります。
 結果は見事に……オデコ。外道でオニは釣れましたが。

 

 

「残念でしたね。でも、タイラバにもアマダイは食ってきますよ」

 そんな慰めの声かけもありましたけどタイラバ「にも」という言葉尻は引っかかるよねぇ。

 結局のところ「そら、アマダイを確実に釣るなら、オキアミのエサ釣りのほうが釣れますわぁ」という関西の釣具店スタッフ(2〜3人に聞きました)のコメントが正解なんでしょうか?

 しかし一つの釣り方を試していくと、次つぎに変なことを試していくものです。それがまた楽しいところなんですが、今回気になったのは同号のカコミ記事で取り上げているゲソラバ。

 肝付きのホタルイカのゲソを、タイラバにセットするのです。ご覧のとおり、そのまんまイカ・タコの風貌になっちゃいますよ。

 

 今回は最後の最後にちょこっと試して、一発だけ強烈なアタリが! 残念ながらバレちゃいましたが、これって一日やったら色んな魚が釣れるんじゃないの?

 妄想してみましょう。

・ゲソラバを底から巻き巻きしていると、ヒラヒラするゲソと肝の臭いにつられて魚がアタック。
・ゲソが食い千切られても、残ったネクタイにロック・オンした魚は、しつこくアタック。
・高確率でフッキング!

 どうですか。これは釣れるんじゃないでしょうか。
 皆さんもゲソラバを試して、結果を共有しませんか?

 マダイはもちろんのこと、ヘッドを200〜300グラムと重くすれば、アカムツ、ムツ、キンメまでイケるような気がするのです。

 ゲソラバは、ほぼエサ釣りのジャンルですがそこは自由な発想を推奨する『つり情報』。新たな世界を切り開いていきましょう。

 ひとまず私はボート釣りで試して、ご報告するつもりです。