◎近田憲男

 

 

 

　今週も月曜日がやってまいりました。週末の模様から２月上旬の狙い目をピックアップします。

 

 

 

 

 

ヤリイカ関東一円で上昇気配
飯岡出船は束釣りも！

 

　各地盛り上がりを見せているヤリイカ。なかでも頭一つ抜けているのが九十九里飯岡出船で、６日に束釣りをマークした船宿も。茨城県鹿島出船ではカンネコを狙い、サメやサバに邪魔がなければ多点掛けが楽します。外房勝浦も上昇気配。南房、内房出船は洲ノ崎、布良、白浜沖を狙い、ヤリイカとスルメイカが日替わりで釣れています。三浦半島では洲ノ崎沖がメインですが、沖ノ瀬も今後に期待。相模湾では二宮沖で模様が上向いています。この調子なら２月中旬には関東一円ヤリイカ祭りになるのかもしれません。

参照：九十九里飯岡港幸丸

 

 

タチウオ茨城で良型主体に盛況

 

　茨城のタチウオはまだまだ楽しめます。釣り場は日立〜大洗沖の水深30〜40メートル前後で指幅３〜６本級が釣れています。テンヤ釣りではテクニカルな状況となり、ムズ面白い釣りが楽しめます。数を狙うなら手返しのいいジギングが優勢です。
　東京湾のタチウオは浮き沈みはあるものの、猿島〜走水沖の水深50〜60メートル前後を狙い順調に釣れています。
　沼津では夜釣りで指幅2.5〜4.5本級が安定して数釣りが楽しめます。エサ釣りのノーマルタックルやライトタックル、サーベルテンヤ、ジギングなどでで楽しめます。

 

 

メバル東京湾でいよいよ開幕

 

 

　メバルは東京湾で順調な幕開け。繊細なアタリと上品な引き、目が大きくてキュートな容姿がたまりません。煮つけにすると絶品です。カサゴも交じりでのんびり楽しめます。
　メバルといえば茨城県鹿島港でウスメバルを中心としたオキメバル五目がスタート。こちらも注目していきましょう。

参照：東京湾奥本牧長崎屋

 

 

 

アマダイ相模湾で堅調

 

　相模湾の安定株といえばアマダイす。25〜35センチ前後を中心に40センチ級も交じっています。ゲストも多彩でクーラーがにぎやかに。
　東京湾奥出船や内房勝山出船も順調です。湾奥出船では保田沖の100メートル前後、勝山出船は勝山沖の水深60〜90メートル前後を狙って出船。30センチ前後のレギュラーサイズに交じり40センチ級が上がっています。

 

 

 

ヒラメ日立〜鹿島で好模様
イワシ回遊の外房、大判のチャンス

 

　茨城のヒラメは大型の好期。１キロ前後を中心に３キロ級の肉厚な寒ビラメが上がっています。
　外房大原出船は浅場にイワシの群れが回遊しており、日ムラはあるものの、ヒラメの活性も高く２〜３キロ級が上がってます。

 

 

 

 

シロギス東京湾で上昇気配

 

 

　東京湾のシロギスは落ちの時期ながら深場に落ちず、木更津沖の水深20メートル前後で釣れています。船下狙いはもちろん、キャストして広く探ると面白いように食ってきます。

 

 

ルアーで狙う相模湾のサワラ
ホウボウジギングもおすすめ

 

　相模湾のルアーターゲットといえば目下順調のホウボウジギング。そして新たな釣り物として加わったのがサワラ。どうやら小さなイワシの群れを追ってあちこちで跳ねているとか。今後も目が離せません。

参照：相模湾平塚港庄治郎丸

 

 

 

 

　さて、いかがでしたか。
　注目は各地で釣れているヤリイカ、いつまで続くのか茨城のタチウオ、開幕したばかりの東京湾のメバル、ルアーで狙う相模湾のサワラ。どれも目が離せないターゲットばかりです。
　それではまた来週お会いしましょう。