2022年3月7日月曜日。やっぱり気になる各地のイカ模様。南房のイサキにも注目〜3月上旬の狙い目〜
◎近田憲男
さて、今週も月曜日がやってまいりました。週末の模様から3月上旬の狙い目をピックアップします。
各地でヤリイカ最高潮
茨城は浅場で釣れ出した
鹿島のヤリイカが順調です。目下は鹿島沖の水深80メートル前後を狙い、浮き沈みはあるものの良型主体で釣れています。
南房は白浜沖の水深140〜220メートルでヤリイカが乗りまくっています。
内房〜三浦半島出船では洲ノ崎沖の水深160〜200メートル前後でスルメイカを中心にヤリイカ2〜3割交じえて乗り活発。
相模湾では小田原南沖でヤリイカが釣れています。
参照:内房勝山港萬栄丸
イサキ南房で好スタート
東伊豆も良型主体で食い活発
南房エリアのイサキは開幕から好調。連日のように規定数50尾に達する釣れっぷりです。型もよく25〜30センチを主体に35センチ級も交じります。
東伊豆伊東港出船でもイサキが好模様、今後も目が離せません。
参照:南房西川名港竜一丸
コマセダイ内房&三浦半島が狙い目
茨城〜外房の一つテンヤマダイも期待
コマセダイは三浦半島剣崎沖で2キロ級交じりで数が釣れているようです。
相模湾では腰越沖で1キロ前後、駿河湾沼津沖でも同じく1キロ前後が釣れています。
茨城〜外房の一つテンヤマダイは1キロ前後を主体に3キロ級を交えて上がっています。
ヒラメ茨城〜外房で堅調
ヒラメは茨城〜外房で順調に釣れています。
鹿島出船では終盤戦を迎えもうひと盛り上がりを期待しましょう。
外房エリアはイワシが回遊し、大型の期待が高まっています。
タチウオ東京湾はテクニカル
常磐は大型交じりで好模様
東京湾のタチウオは反応がある割に掛けるのにテクニックが必要なようです。ルアーではタングステン製などシルエットが小さなジグが活躍しています。
茨城のタチウオは日立沖の水深30〜40メートルを狙い、型も数も釣れて楽しめます。まだまだ続きそうな勢いです。
駿河湾沼津では夜釣りで指幅2〜4本半級のタチウオがエサとルアーで釣れています。
ライトアジ湾奥各地で好調
東京湾のライトアジは盤石です。木更津沖、川崎沖、横浜沖、八景沖など各地で好況。半日船でも1日船でも数釣りが楽しめます。
アマダイは型なら内房、数なら相模湾
アマダイは引き続き好調です。型狙いなら内房エリアがおすすめ。40〜50センチオーバーの良型主体で釣れています
相模湾では少し落ち着きましたが、江ノ島沖や小田原沖でまだまだ楽しめるでしょう。
さて、いかがでした?
注目は各地で乗り乗りヤリイカ&スルメイカです。南房のイサキもよく釣れているのでおすすめです。
このところ寒暖の変化がはっきり現れるようになり、春はもうすぐそこといった感じです。春の釣り物がてんこ盛りの3月、沖釣りを楽しみましょう。