◉東京23区に大雪警報ってことで社員にテレワークしてもらうことにしたのはいいけど、なぜかスマホが行方不明、つい先ほどまで音信不通だった沖藤です。ええ、クルマのトランクの中にありましたよ。今朝、宅急便を出すときに置いてきちゃったんですね。

 

 

と、いったところで本日、ちょっと気になる情報が更新されました。

 

 

それは水産庁のクロマグロ関連の情報。

 

 

以前、日誌でも紹介しましたが、

 

 

令和4年度(令和4年6月~令和5年3月末まで)の遊漁におけるクロマグロの採捕可能量=割り当ては

 

 

30kg以上の大型魚を40トン

 

 

この40トンを10トンずつ6月、7~8月、9~10月、11~12月、と区切りながら調整していったのですが、その合計が2月11日の時点で

 

 

33.4トンに達したそうです。

 

 

残り6.6トン

 

 

6.6トン=6600キログラムですから

 

 

1本150キロのクロマグロと仮定すると

 

 

あと44本。(リリースは除く)

 

 

まあ、報告の時間差を考えると、40トンに到達するのは時間の問題ということで、水産庁もデータを更新したのだと思います。

 

 

令和4年度のクロマグロ釣りが強制終了になるまで、タイムリミットが迫っているというわけです。

 

 

 

 

とはいえ、禁止が公示されるまでは合法、堂々と釣って、採捕した場合は報告しましょう。

 

 

これらは水産庁ホームページにて確認、採捕報告のバナーもあります。

 

 

検索が結構、面倒なので、直接飛ぶことができるアドレスを貼っておきますね。

 

 

↓こちらです

https://www.jfa.maff.go.jp/j/yugyo/y_kuromaguro/kyouryokuirai.html

 

  

今後は限られたクロマグロの採捕枠を有効活用するために、地域ごと、あるいは同じ海域で操業する遊漁船同士が一日に釣ることができる本数を決めたり、釣り人も含め、様ざまな働きがけによって、よりよくなっていくことを期待したいところです。

 

 

と、勝手に無難に収めておいてなんですが、

 

 

そもそも、日本のクロマグロの漁獲可能量は職漁で30kg以上が6789.4トン、30kg未満の小型魚が4258.2トン(遊漁は採捕禁止です)で総計1万1047.6トン。つまり

 

 

職漁10000トンに対して、

 

 

遊漁は40トン。

 

 

もうちょっと枠を取ってもいいじゃないの? と思うと同時に、今年度を振り返れば6月、7~8月を各10トンに設定、早々に達したところでその期間を採捕禁止にしちゃったあたり、あまりに地域ごとの遊漁の時期と、遊漁船の営業実態とかけ離れた管理手法だったと言わざるを得ません。

 

 

ですから、いまだに40トンを釣り切っていない、のではなくて

 

 

月毎に区切られていたらから漁獲枠が残っている、だけなんですね。

 

 

まあ、本来の狙いが資源管理ですから、管理する側から見れば都合がいいのかもしれませんけど。

 

 

来年度はぜひ、漁獲枠の増加とともに、枠の配分方法も再考していただきたいものです。

 

 

ちなみに。

 

 

大型魚約7000トンを割り当てられている職漁はどうかというと、12月31日時点で全国では漁獲可能量6789.4トンのうち、5842.2トンを水揚げ、消化状況は86.7%

 

 

全国で12の県が漁獲可能量の7割を超えて、あとちょっとでリミットですよ、という数字になっており、関東では神奈川県が該当しています。

 

 

これら職漁に関してのデータは水産庁 クロマグロの部屋にて

 

↓こちらからどうぞ

https://www.jfa.maff.go.jp/j/tuna/maguro_gyogyou/gyokakujoukyou.htmls

 

さて、と。

 

どうやら東京都心部や関東南部は大雪ではなさそうです。

 

とはいえ、朝は路面凍結、港では船ベリや床の凍結に十分に注意してください。

 

それでは、また来週!