◎近田憲男

　さて、今週も月曜日がやってまいりました。週末の模様から３月上旬の狙い目をピックアップします。

茨城のヤリイカ浅場で釣れ出した

　鹿島のヤリイカが順調です。目下は鹿島沖の水深70〜80メートル前後を狙い、浮き沈みはあるものの良型主体で釣れています。
　南房は乙浜沖ででヤリイカの乗りが活発です。
　内房〜三浦半島出船では洲ノ崎沖の水深160〜200メートル前後でスルメイカ＆ヤリイカ交じえて乗り順調。
　相模湾では小田原南沖でヤリイカが釣れています。

参照：茨城県鹿島港豊丸

イサキ南房で好スタート

　南房エリアのイサキは開幕から好調。連日のように規定数50尾に達する釣れっぷりです。型もよく25〜30センチを主体に35センチ級も交じります。

参照：南房洲ノ崎栄ノ浦港早川丸

コマセダイ内房、三浦半島、沼津沖が狙い目
茨城〜外房の一つテンヤマダイも期待

　コマセダイは三浦半島剣崎沖で釣果が上向いてきました。
　相模湾では腰越沖で１キロ前後、駿河湾沼津沖でも同じく1キロ前後に６キロ級が上がりました。
　茨城〜外房の一つテンヤマダイは１キロ前後を主体に数が釣れています。

ヒラメ茨城〜外房で堅調

　ヒラメは茨城〜外房で順調に釣れています。
　茨城では終盤戦を迎えもうひと盛り上がりを期待しましょう。
　外房エリアはイワシが回遊し、大型の期待が高まっています。

タチウオ東京湾はテクニカル
茨城県日立沖では大型交じりで好模様

　東京湾のタチウオは反応がある割に掛けるのにテクニックが必要なようです。ルアーではタングステン製などシルエットが小さなジグが活躍しています。
　茨城のタチウオは日立沖の水深30〜40メートルを狙い、型も数も釣れて楽しめます。まだまだ続きそうな勢いです。
　駿河湾沼津では夜釣りで指幅２〜４本半級のタチウオがエサとルアーで釣れています。

　さて、いかがでした？
　注目は各地で乗り乗りヤリイカです。南房のイサキもよく釣れているのでおすすめです。