◎近田憲男

 

 

 

 

 さて、今週も月曜日がやってまいりました。週末の模様から3月上旬の狙い目をピックアップします。

 

 

 

 

イサキ南房で堅調の釣れっぷり
東伊豆は初島で15日スタート

 

 

 南房のイサキが好調です。洲ノ崎沖などで良型交じりでトップが規定数の50尾、平均30尾前後と安定して釣れています。
 東伊豆伊東出船のイサキは良型ぞろいで土産十分。15日から初島沖でイサキがスタートします。

参考:南房洲ノ崎栄ノ浦港早川丸

 

 

 

 

 

トラフグ東京湾で期待十分

 

 東京湾のトラフグは久里浜沖を狙い25〜50センチ級が上がっています。日によりムラがあるようですが、ジャンボサイズも交じるので今後も期待しましょう。

参照:三浦半島鴨居大室港一郎丸

 

 

 

 

 

マルイカ各地で乗り活発

 外房小湊出船、三浦半島剣崎出船、葉山〜葉山あぶずり出船、相模湾平塚出船で盛り上がっています。
 沼津の夜のマルイカは再浮上し、直結仕掛けのゼロテン釣法、ブランコ仕掛けやイカメタルでも楽しめます。

参照:外房小湊寄浦小沢丸

 

 

 

 

 

マゴチ良型交じりで食い活発

 東京湾のマゴチが順調です。釣り場は海堡周りや大貫沖、小柴〜富岡沖などで、40センチ前後を中心に50センチ級交じりで楽しめます。今後は出船軒数も増えて盛り上がるでしょう。ルアーで狙う方はルアー船や、エサ釣り同乗できる宿もありますので事前に確認を。

 

 

 

 

コマセダイ順調、内房エリアが大ダイの狙い目

 

 

 コマセマダイは内房〜駿河湾の各地で順調に釣れています。
 中でも注目したいのが内房エリア。連日のように大ダイのヒットがあるようです。
 三浦半島剣崎沖で1〜2キロ級前後を中心に釣れています。

 相模湾では腰越沖で1キロ前後が順調で、駿河湾沼津沖でも1キロ前後が釣れています。

 

 

 

 


 茨城のヤリイカ日立久慈漁港出船もスタート

 

 各地ヤリイカが好況な中、注目は茨城のヤリイカです。これまでは鹿島〜大洗沖を中心に水深70〜80メートル前後を狙っていましたが、週末から日立久慈漁港出船も加わりエリアが拡大し、盛り上がっています。今後だんだんと浅場へ移行して楽しめるようになるでしょう。

 

 

 

 

ヒラメ茨城〜九十九里で終盤戦
ライトヒラメ相模湾でゲスト多彩

 

 

 茨城〜九十九里のヒラメはラストスパート。日により浮き沈みはあるものの、おおむね大中型交じりで楽しめます。まだまだ魚影は抜群なので海が落ち着けば期待十分でしょう。
 外房エリアはイワシが回遊し、大型の期待が高まっています。
 相模湾ではライトヒラメ船が盛況です。ゲストも多彩でマハタ、アオハタ、アカハタ、カサゴ、メバル、ホウボウなどお土産十分です。

 

 

 

 

 

タチウオ東京湾はテクニカル
常磐は大型交じりで再浮上!

 

 

 

 東京湾ではタチウオが順調。目下は猿島〜走水沖のを狙い、75~130センチ級が上がっています。反応はあるので今後も有望です。
 茨城のタチウオもまだまだ釣れていて、このまま4月に突入しそうな勢いがあります。
 沼津では夜釣りのタチウオ好調。エサ釣りのほか、サーベルテンヤ、ジギングなどでも狙うことができます。

 

 

 

 

 

 さていかがでしたか?
 注目は各地で盛況のマルイカやヤリイカ、安定した釣果を望むならイサキ、東京湾のトラフグも見逃せません。春の釣り物がてんこ盛りの3月、今週も沖釣りを楽しみましょう。