◎ども。台風7号の影響で新幹線がてんやわんやの大混乱に陥っていた晩、なにげに都内でヤバい状況に陥っていた沖藤です。いえね、翌朝からの釣り&山登りにそなえて都内で用事を済ませて夕方にタワーパーキングに戻ったら、なぜか行列してましてね、なにごとかと係員さんに聞いたら、機械が故障してクルマを出せないから料金は要りませんって言うんですよ。
そりゃそうでしょうよ!って変に納得しちゃいましたが、そういう問題じゃありません。
係員さんによるとパーキング会社の社員とは休みで連絡が取れないものの、整備の人が駆けつけてくれているとか。でも、もちろん復旧の見込みは分りません。
これには焦りましたよ。なにせクルマの中には釣具と山登りの荷物が積んでありますから、クルマが出せなきゃ、わたくしの盆休みの遊びはパーです。
結局21時には復旧、クルマを出すことができて翌朝までが慌ただしくなった程度で済んだのですが、考えてみれば地震などの災害が起きたらタワーパーキングなんてまず止まっちゃうでしょうし、クルマもどうなるか分かったもんじゃありません。
そんなわけで、今一度、会社の近くや、よく行く地域の「避難所マップ」や「ハザードマップ」を見てみたわけです。
するとですよ、全国の各種災害リスクから避難所情報まで網羅しているサイトとして、最も信用している
「ハザードマップポータルサイト」が
国土交通省 https://disaportal.gsi.go.jp/
データがさらに充実したはいいものの、ページが重くなって実に(わたくしにとっては)
使いにくくなっていたんです。
一見するとスマホ画面に対応して改良したのが分かるのですが……
利用規約画面が出てくるのはNHKも同じですが、階層が複雑で、また、慣れない人は画面を進むたび、画面のどこかに指が触れるにつけ細かい文字がポップアップされてしまいます。
勘違いされぬよう強調しますが、全国の各種災害リスクから避難所情報まで網羅している点、つまり情報量ではこの「ハザードマップポータルサイト」が一番だと思います。
ただ、これだけ画面が重いと、災害時には使えないと思いませんか?
ということで、ハザードマップポータルサイトは時間のあるときに、じっくりと確認するのがおすすめです。同じくハザードマップでは
「NHK 全国ハザードマップ」
NHK https://www.nhk.or.jp/campaign/w-hazardmap/
ハザードマップだけを見るのであれば、こちらのほうが使いやすいかもしれません。ぜひ、ご自宅周辺を一度確認してみてくださいね。
なんて悠長なことを言っていられない状況のとき、リアルタイム&短期予測で河川氾濫や土砂災害などの情報とリスクを可視化しているのが、気象庁の
キキクル
ハザードマップが備えるための情報であれば、こちらは実況と警報に役立ちます。レイヤーによってはハザードマップもバックグラウンドに表示されます。
これは山やキャンプ、渓流釣りなどで雷雨に遭った際は周辺の情報を含め必ず確認しておきたいものです。
そして船釣りで絶対に忘れてはいけないのが
津波への備え。津波の防災といえばもちろん
避難することです。
で、この避難所情報は前出の「ハザードマップポータルサイト」にも収録されているし、各自治体のホームページでも知ることができます。
が、どう考えても、自分のいる場所と最寄りの避難所を調べるのに時間と手間がかかってしまうんです。
操作性、表示の速さ、視認性、どれも緊急避難が必要な時には使いものになりません。
そんななか、早く、見やすく、分りやすい、避難所に特化したマップが
Yahoo! 避難所マップ
https://crisis.yahoo.co.jp/map/
住所でも現在地(オンにしておく)でも、地図をスワイプしても、即座に画面を展開。
で、災害の種類を選べば、対応施設が瞬時に地図上に表示されます。
このYahoo! 避難所マップは年々情報量が増えているのに使いやすさは最初のまま。むしろ、サクサク進む展開速度は、端末の進化との相乗効果でスピードアップしています。
もちろん他にも優秀な防災サイトがあるとは思いますが、このYahoo! 避難所マップは「何を」「だれに」「どう」伝えたいかが明確に絞られた、実用的な防災ツールと言えるはずです。
やっぱりこういう機転は、民間企業なのかなあ……。
ともあれ、猛暑・熱中症対策も含め、災害が起きぬことを願いつつ、折にふれて備えていただきたいと願う今日このごろでありました。
そうそう、この新しいチビコンロを買っている間に、タワーパーキングが故障しちゃったんですわ。