◎加藤 智晴

 

 こんにちは、エディターKです。

シャケ! イクラ! おかか! 呪術廻戦をご覧の方なら何を言わんとしているかお分かりですよね。

 そう、このところ北海道からサケが着弾している人が多いんじゃないかって話。うちにも2匹、届きました。まあ勝手に送られてきたんじゃなくて、こっちが送ってって頼んだんですが……。

きました! マイナス38度だったかな? 急速冷凍して送るのが一般的らしいです

  今というか先月まで、北海道の網走エリアでは船のサケ、いわゆるアキアジ釣りが盛んだったそうで。そういえば釣り物のサケって食べたことないな、試しに食ってみんべえかって送ってもらったわけです。

 サケをさばくのは初めてだけど、ウロコがけっこう細かくて体表はヌルヌルしてるんですね。といってもそんなにさばきにくい感じはありませんでした。

3〜4キロだったかな。到着したときにはちょうどさばきやすい感じに柔らかくなってました
顔の形でオスメスが分かるとか?

  問題は……オスメスらしきを2匹送ってもらったんですが、フタ(腹)を開けてみたら両方ともメス……なんでしょう、筋子みたいのが入ってました。ん~コイツをどうするか。

こんなん出てきました
筋子が4節。全然当たってね~じゃん。ま、こっちのほうがよかったですけど
身のほうはこんな感じ。脂激乗りって感じではなかったですね

 とりあえずネットをポチポチしてイクラの作り方を調べ、やってみました。なるほど~こうなるわけね。だけどかなりの手間がかかり、こりゃイクラが高いわけだと納得。

さあここからが大変。約40度のぬるま湯に塩を入れて一粒ずつバラバラになるようもみほぐしていきます
ヨゴレがちょっとでも残ってると嫌だったので、かなり神経質に処理したら1時間くらいかかってしまいました
しょう油漬けにするタレはしょう油、酒、ミリン1:1:1を選択。アルコールを飛ばすために煮沸します
イクラとタレをよ〜く冷ましてからフェードイン! 半日くらい漬け込むとか

 身のほうは、確かにシャケっぽい味がしておいしかったです。生食はおすすめされないものの、どうしても試食したくて、チョビッとだけ食べてみました。お寿司のサーモンを想像してたんですが、あまりに少なすぎたせいか、なんとなく雰囲気を感じただけ。

こちらが禁断の刺身。虫がいると嫌だから端っこのほうをチョビチョビ切ってたらこんなんなっちゃいました
身はムニエルに。フツーにおいしかったです
漬けて3時間もたってなかったけどとりあえず試食。なんかアルコールが抜け切ってない感じで今イチでした

 イクラは確かにうんまい。これを食べたいがために釣りに行くっていう気持ちが少し分かりました。人気あるわけだね~。

翌日のイクラ丼。酒臭さも抜けて、こりゃイケる!
とりあえず塩焼きも。つーか、アタシあんまりシャケ好きじゃないんですよね💦
2日目のイクラ丼。こればっかりはマジうまかった。ちなみにドス黒くしたくなかったら減塩しょう油を使うといいみたいです

 そんなアキアジ釣りの詳細を知りたい方は、10月14日発売の隔週刊つり情報11月1日号をご覧ください。

 ではまた来週、バイナラ~。