◎近田憲男
今週も月曜日がやってまいりました。朝晩は涼しくなり季節の歩みを感じられるようになりました。
さて、週末の模様から9月中旬の狙い目をピックアップします。今週も張り切ってまいりましょう。
◎相模湾のキハダ・カツオ船
2キロ前後のカツオが好調
相模湾のキハダ・カツオ船の情報が飛び込んできましたので、14日の模様をダイジェストでお届けします。
まずは三浦半島出船から。剣崎間口港の喜平治丸では26.4キロ。剣崎松輪港の大松丸では27.14キロ。葉山芝崎港の五エム丸では29.8キロ。葉山あぶずり港の愛正丸では26キロ。
続いて相模湾出船です。小坪港の洋征丸では28.8キロ。茅ケ崎港の沖右衛門丸では22キロ。小田原早川港の平安丸では23キロ。
キハダが大型化するシーズン後半も期待できそうです。
参照:三浦半島剣崎松輪大松丸
そのほか、キハダだけでなく、10キロ前後のキメジや2キロ前後のカツオがで釣れています。さらに三浦半島長井荒崎港の丸井丸では12日、エビングで235センチのマカジキが上がりました。
参照:三浦半島長井荒崎港丸伊丸
◎鹿島沖で夜イカ好調、
ルアー青物も見逃せない
鹿島沖の夜イカは港から航程30分のポイントでマルイカがメインにムギ、スルメイカ交じりでトップ30杯前後。電動直結のほかイカメタルで楽しめます。
鹿島沖のルアー青物は狙うカツオやシイラが狙い目です。カツオを1.5〜2.5キロ級、シイラは1メートル前後がキャスティングで楽しめます。
参照:茨城県鹿島港不動丸
◎外房大原のフグが好調
一つテンヤマダイは小型の数釣り
外房大原ではショウサイフグが30センチ級をメインに快釣です。釣り場は太東沖の水深25メートル前後でトップ50尾前後、規定数の80尾に達することもあるそうです。
一つテンヤマダイは小型の数釣りが楽しめます。水深も10メートル前後と浅く、アタリが多いので入門にもってこいです。
参照:外房大原敷嶋丸
◎東京湾はタチウオ、シロギス、
アジ、ハゼ、イシモチが好調
東京湾のタチウオはエサ、ルアー、そして最近人気急上昇のテンヤとも好調で、富津沖の浅場で数釣り、走水沖で型狙いが楽しめます。
数釣りでほかにおすすめなのが、シロギスやライトアジ、江戸川放水路のボートハゼです。本牧沖ではイシモチが順調、群れが固まる今後が楽しみです。
◎剣崎沖のワラサ好調
相模湾のイナダの食い活発
三浦半島剣崎出船のワラサが好調。3キロ前後を中心にトップ5本前後。突然スイッチ入ったように食い出すので乗り遅れないようにしましょう。手返しよく釣ると数がのびるそうです。
相模湾で好調なのがイナダ。青物五目、イナダ五目、ライトイナダ船などで看板を掲げており、カンパチ、アジ交じりで土産十分。コマセ釣りがメインですが船宿によってはルアーも同乗できます。
さて、いかがでしたか? 今週も主役はキハダ・カツオです。三浦半島のワラサや相模湾のイナダもの好期を迎えています。気になる方はお早めの釣行をおすすめします。 それではまた来週お会いしましょう。