◎内山高典
本日、東京の最高気温25度。汗ばむ陽気、風薫る初夏の夜遊びといえば「夜釣り」ですよね。
本誌船宿データベースで夜釣りの近況をリサーチしてみました。
まずは日本海・新潟上越の夜釣りのヒラメ。5キロオーバーを交えてトップ5枚前後と絶好調です。17時と23時の2便出船している船宿もありますが、大型連休は満船必至。予約はお早めに!
参照:新潟県上越市直江津港・謙信丸
お次は駿河湾沼津の夜タチウオと夜ムギイカ。例年当地のタチウオは3月ごろに一段落するのですが、今や東京湾と同じく周年の釣り物となっています。
参照:駿河湾沼津静浦港・真成丸
一方、この時期に沼津で始まるのが夜ムギイカ。今のところトップ20杯ほどで推移していますが、例年ピークを迎えるのはゴールデンウイーク前後。これから楽しみな釣り物です。
参照:駿河湾夢魔津静浦港・伊勝丸
内房勝山港出船では、今週末4月24日から夜クロムツ(ムツ)がスタートします。脂が乗ったムツの炙り刺し、煮つけ、塩焼き……く〜、たまりません。
参照:内房勝山港・萬栄丸(写真は昨年の釣果)
東京湾では夜メバル&カサゴが好調です。週末限定出船の船宿もあるので、予定が決まったら早めに予約しましょう。
参照:東京湾奥横浜・広島屋
そして東京湾の夜釣りといえばアナゴ。開幕前、船長や有志による試し釣りを取材した詳細は次号の特集でお伝えしますが、今年はアナゴの沸きは上々です。
アナゴ取材で、本誌の連載でお世話になったプロアングラーの上野ひとみさんと数年振りに再会しました。
料理が得意な上野さんは、船上でさばいてもらったアナゴの頭も持ち帰り、頭を煮詰めただしで「ツメ」を作っているそうです。
日中は暑いくらいですが、夜は冷え込みます。昼間よりも一枚多めに着込んで夜釣りを楽しんでください。