◎近田憲男 19.05.06
 5月6日、暦の上では立夏。ついこの間まで防寒ウエアを着て釣りをしていたのに、ゴールデンウイークに突入すると連日20度を超す日が続いている。
 そんな、令和元年を迎えた最初の週末の模様をチェックしてみよう。
 イサキは伊豆から片貝までの各地で好調。大原も順調に釣れ始め、南房は連日トップが規定数50尾の釣れっぷりだ。
 並ぶは各地で乗っ込みの大型が上がっているマダイ。中でも内房富浦沖と三浦半島剣崎沖の勢いがよく、3〜4キロ級が連日釣れまくっている。
 一つテンヤは大原から茨城まで日替わりで釣果が出ているが、5日は大原の富士丸で4キロが上がっている。また、注目は生きエビ使用の鹿島で、アタリ活発の模様。
 イカも各地で好調だ。茨城ではヤリイカ。鹿島沖は相変わらず好況をキープしているが、その他のエリアに目を向けると、日立沖水深40〜50メートルの浅場で釣れており、これから注目のポイント。
 マルイカは外房でトップ50杯前後と好調。三浦半島城ケ島沖でも負けず劣らずの釣果が出ている。気になるのが内房エリアだがこちらは今のところ回遊待ちの状態。向かいの三浦半島剣崎沖ではトップ20杯前後で安定している。
 開幕スタートは好調だった沼津の夜ムギは目下のところポツポツで今後に期待したい。
 ヒラメは昨年9月の解禁からロングランでファンを魅了した大原が最終日を迎え、6キロオーバーが優秀の美を飾った。所変わって新潟では夜釣りで連日大ビラメが上がっており、こちらは要注目だ。
 夜アナゴは今シーズンは赤クラゲが多くて釣りにくいものの、トップ10〜15本前後で順調。
 最後はルアー。外房の青物が有望。大原の松鶴丸では6日にトップでヒラマサの9キロオーバー、同日、鹿島の幸栄丸では17.35キロのモンスター級も上がっている。