◎加藤 智晴
こんにちは、エディターKです。
今年も出遅れていた夜アナゴ、そろそろ出撃準備が整いつつあります。
いやね、何年か前から道具変えようかなって思ってたんですが、なかなか踏ん切りがつかなくて。とりあえず今期の仕掛けの補充だけしとこうと近所のJ屋に行ったんですよ。一番消費するのがケミホタルで、次がオモリかな。けっこう高切れでなくなっちゃうんで。まあこんだけ仕込んどけばしばらく持つかなと店内をフラフラ。そういえば最近アナゴ竿ってなんか出てんの? って店員のNさんに聞いたら、「あんまりないですけどダイワの新製品ありますよ」とのこと。
どれどれ。ん~ちょっと軟らかくね? 前モデルも在庫がありまして、そっちはけっこう硬めの調子。ゴニョゴニョやってるうちに、ん~やっぱ新しいほうがいいかな。って、え? オレ買うの!?
いやいや、問題は竿じゃなくてリールなんすよ。これまで、アナゴ釣りを教えてくれたデビル船長の言に従って頑なにチヌジャッカーを使い続けてきたんですけど、ハンドルが小さくて巻き合わせするときに手が滑ったりとかちょっとやりづらいなと感じることが多くなりまして。時代の進化で最近じゃ小さくて軽いリールも一杯出てますから別にチヌジャッカーにこだわらなくてもいいんじゃね?
ただ、アナゴ釣りってそんなに道具に金をかける釣りじゃないんで、なんか安くていいリールないかな~って。
そしたらまあまあいい感じのリールをNさん出してきましてね。んじゃ、とりあえずこのセットでやってみますわ、となったわけ。なんだよ、まんまと買わされてんじゃね~か。
ま、それはいいとして、気になったんで3本の竿を比べてみたんですね。自分がアナゴ竿の基本と考えているのが一番下、デビル船長の別名オナゴ竿。ガイドが壊れて1本なくなっちゃったんで2代目の吉野屋さんに移行したのがもう10年以上前だったかな。竿の長さ、リールシートの位置、穂先の調子、果てはカウンターバランスなどほとんど一緒でしたね。だからこそ全く違和感なく移行できたんでしょうけど。
対して新兵器は、リールシートの位置が少し前になって、全長もちょっと短いですね。穂先の感じは歴戦の勇者たちにまあまあ近い。果たしてこの違いが実戦でどう出るか?
リールのほうは、100番サイズとはいえ、やはりチヌジャッカーに比べると一回り大きいかな。でも、竿にセットして握った感じはそんなに違和感ないし、巻きやすさを考慮すればそこそこイケるんじゃないかと。
ともあれ、実戦でそれなりの結果が出るようであればもう1セット追加したいと思います。
ではまた来週、バイナラ~。