◎近田憲男

 さて、今週も月曜日がやってまいりました。週末の模様を中心に6月下旬から7月上旬の狙い目をピックアップします。

マルイカ三浦半島〜相模湾で好調
内房や沼津の夜釣りも乗り乗り

 

 

 内房、三浦半島、相模湾、そして沼津のマルイカが好模様。
 内房勝山出船は富浦沖の水深50〜90メートル前後を狙い、良型交じりで活発な乗りを見せており、三浦半島〜相模湾では剣崎沖〜城ケ島沖、長井沖、葉山沖〜亀城根、真鶴沖など広範囲で釣れています。
 駿河湾沼津沖の夜マルイカも乗り順調。電動直結仕掛けほか、イカメタル(メタルスッテ)でも楽しむことができます。

 

 

 

タチウオ魚影抜群の東京湾で急上昇!

 

 東京湾のタチウオはエサ、テンヤ、ルアーで大小入り交じって釣れています。
 目下は海堡周りの浅ダナで夏のピーク時のような釣れっぷりを見せているほか走水〜観音崎沖では水深60メートル前後でタナ20〜50メートルと浮いた反応を狙っています。ポイントは広範囲でいずれもタチウオの魚影は濃く今後も目が離せません。

参照:内房富津港ひらの丸

 

 

イサキ三浦半島剣崎沖、外房&南房で高位安定
型狙いなら東伊豆、数なら南伊豆がおすすめ

 

 外房〜伊豆半島湾まで各地のイサキが釣れ盛っています。
 梅雨に好調なのが外房〜南房や三浦半島剣崎沖で、脂の乗ったイサキを釣るなら今。
 東伊豆初島周りでは良型がよく釣れていて、連日40センチオーバーも上がっています。数なら南伊豆がダントツです。

 

 

ヒラメ銚子〜飯岡で順調
数がまとまれば夏ビラメへ

 6月の解禁からそろそろ1カ月を迎えようとしている現在、上昇気配にあり、3キロ級交じりで頭5枚前後。解禁当初に比べ釣果も安定してきた模様。今後は数が釣れるようになるといいよ夏ビラメに突入しそう。

 

参照:九十九里飯岡港隆正丸

 

 

 

シロギス東京湾の浅場で盛況
良型主体の相模湾もおすすめ

 

 東京湾と相模湾の浅瀬ではシロギスが真っ盛り。
 東京湾では木更津沖や盤洲の水深5メートル前後で釣れ始め、いよいよ本格化してくるでしょう。
 相模湾茅ケ崎や平塚出船のシロギスはアタリも多く良型ぞろいで釣れています。

 

 

アジ各地で抜群の釣れっぷり
ライトアジならファミリーやビギナーにおすすめ

 

 内房金谷から三浦半島浦賀まで湾内一円、そして相模湾ではアジが絶好調。 
 なかでも東京湾奥ライトアジは半日船、ショート便など様ざまなプランがあり、都合に合わせて楽しめます。貸し道具が充実している船宿も多いのでファミリーやビギナー連れで楽しんでみてはいかがでしょう。

 

江戸川放水路のボートハゼがシーズンイン

 

 

 東京湾奥江戸川放水路で今年もボートのハゼ釣りがスタート。
 サイズは5〜14センチで、シーズン初期は良型のヒネハゼがよく釣れています。
 今後はデキハゼが増えてくると数が釣れるようになるでしょう。

 

参照:東京湾奥江戸川放水路伊藤遊船

 

 

マダコ湾奥を中心に乗り順調

 

 

 東京湾のマダコは、富津から木更津、羽田、川崎、横浜方面とグルッと一円がポイントになっています。7月から小柴沖が開幕となり、ますます盛り上がってくるでしょう。

 

 

 

フグ大洗〜鹿島で食い活発
湾フグにも注目

 

 

 茨城では大洗〜鹿島出船で良型主体に順調です。40センチ級のジャンボサイズが掛かったときの引きは強烈でやみつきなること間違いなし。
 九十九里飯岡出船のフグは水深12メートル前後を探り25~40センチ級が釣れていて、こちらも大型のチャンス!
 東京湾は日によりムラがあるもののツ抜けになる日もあるので、今後も期待しましょう。

 

 

 

 さて、いかがでしたか。
 私が気になったのは東京湾のタチウオです。エサでもルアー釣りでも釣れまくりの今、東京湾で刀狩りを楽しんでみてはいかがでしょう?
それではまた!