◎内山高典


 昨年の今ごろは厳しい残暑で汗だくになっていた気がしますが、今年はたび重なる長雨の影響かすっかり秋ですねえ。室温23度、窓の外からコオロギの鳴き声が聞こえてきます。



 とはいえ、予報では金曜日あたりから気温30度以上の真夏日に戻って、その後もしばらく25度以上の夏日が続くようなので、船上の熱中症対策は継続していきましょう。



 さて、秋の夜長に家飲みで、おいしい刺身を肴に一杯やりたいところですが、冷蔵庫の鮮魚が尽きました。



 そんなとき、最近ハマっているツマミが池田屋の「食べる削り節・かつお」です。
 パッケージにも書いてありますが、これが生ハムみたいな味わいで、ビールのツマミにピッタリなんですね。




 一袋70グラム入りで700円。そこそこの値段ですが、人気商品らしく在庫切れで買えないこともあります。




 カツオ節といえば、カチンカチンの本枯節とソフトな荒節がありますが、「食べる削り節」は荒節の一種のようです。



 荒節は、その気になれば家庭でも作れます。身を煮たあと、燻製→常温で寝かす→、これを5〜6回繰り返すと、荒節になります。



 ちなみに、上の手順を1回行ったものが「なまり節」と呼ばれる食品です。



 池田屋の「食べる削り節」は、なまり節と荒節の中間くらいの位置付けでしょうか。



 今度カツオが釣れたら、自製の食べる削り節作りに挑戦してみようと思ってます。完成したら報告しますね。
 ではでは、また来週。